濱村ゆかり

濱村ゆかり
*Yukari Hamamura*
ビックカメラ高崎ビークイーン #15
基本情報
国籍	日本
出身地	千葉県船橋市
生年月日	1995年6月23日（29歳）
身長・体重	171cm
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
選手経歴
	船橋市立八木が谷中学校; 木更津総合高等学校; ルネサス高崎 (2014); ビックカメラ高崎ビークイーン (2015 - );
国際大会
代表チーム	日本
世選/W杯	2016・2018
アジア大会	2018
世界選手権/ワールドカップ
アジア大会

濱村ゆかり（はまむらゆかり、1995年 6月23日 - ）は、千葉県船橋市出身の女子ソフトボール選手（投手）。ビックカメラ高崎ビークイーン所属。元ソフトボール日本代表。

経歴

13歳の時にソフトボールを始める^[1]。中学3年生（2010年）の時に関東大会に出場し、全国女子ジュニア育成研修会（NTS U-16）では最優秀選手に選ばれた。多くのオファーの中から木更津総合高等学校に進学し、高校3年生（2013年）の全国選抜大会では全国優勝を遂げた^[2]。

2014年に日本リーグ1部のルネサス高崎^{[注 2]}に入団。2年目の2015年には6勝1敗・防御率2.70の成績を残し、新人賞を受賞。翌2016年はエースの上野由岐子が長期離脱をする中、8勝3敗・防御率0.54の活躍を見せ、最優秀投手賞^{[注 3]}とベストナイン賞を受賞した^[3]。2021年には、2度目の最優秀防御率賞（0.65）を受賞した。

JDリーグ初年度となった2022年は、上野由岐子がコンディション不良により一度も投げられない中、濱村は21試合^{[注 4]}に登板。13勝2敗・防御率0.81の成績を残して最優秀防御率賞のタイトルを獲得した。さらにポストシーズンでは、ダイヤモンドシリーズ（準決勝・決勝）の2試合を1人で投げ抜き、ビックカメラ高崎ビークイーンをJDリーグの初代チャンピオンに導いた。この年、濱村は自身初となる最高殊勲選手賞（MVP）を受賞した^[2]^[4]。

日本代表には2014年に初選出されて以降、世界選手権^{[注 5]}（2016年・2018年^{[注 1]}）やアジア競技大会（2018年）をはじめ、多くの国際大会に出場した^[5]。東京オリンピック^{[注 6]}に向けた直前の国内強化合宿メンバー（20名）にも招集されていたが^[6]、最終メンバー（15名）からは選外となった^[7]。

選手としての特徴

「火の玉ストレート」の異名を持つ最速111キロのストレートと、ライズボール、シュートを武器としている^[2]。

感情を表に出して投げるタイプではなく、「常に冷静に、でも心は熱く」という気持ちで投げている。たとえカウントが悪くなっても、ファウルで粘られても、確実にコースを突いていく投球を信条としており^[4]、座右の銘は『強い弱いは執念の差』^[3]。

人物・エピソード

兄の影響で、小学3年生の時に地元の少年野球チームに入団。当時はピッチャー・ファースト・センターなどを守っていた。中学進学を機にソフトボールに転向し、1年生の秋くらいから本格的にピッチャーに取り組むようになった^[2]。

登場曲はゆずの『栄光の架橋』^[1]。

詳細情報

^[8]

日本リーグ個人表彰

2015年 - 新人賞（投手）
2016年 - 最優秀投手賞^{[注 3]}（0.54）、ベストナイン賞（投手）
2021年 - 最優秀防御率賞（0.65）

JDリーグ個人表彰

2022年 - 最高殊勲選手賞、最優秀防御率賞（0.81）

背番号

15（2014 - ）

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ ^a ^b 2018年大会は負傷のため出場機会なし。
^ ルネサスエレクトロニクス高崎（2010年-2014年）→ビックカメラ高崎（2015年）→ビックカメラ高崎ビークイーン（2016年- ）とチーム名変更。
^ ^a ^b 「最優秀防御率賞」の旧称。
^ レギュラーシーズンは29試合。
^ 後のWBSCワールドカップ。
^ 新型コロナウイルス感染拡大の影響で実際に開催されたのは2021年。

出典

^ ^a ^b Wow! Collection JDリーグ
^ ^a ^b ^c ^d “船橋出身の濱村ゆかり選手がJDリーグ初代MVPに輝く！”. 船橋市 (2023年1月12日). 2024年6月16日閲覧。
^ ^a ^b JAPAN CUP 2017 テレビ東京
^ ^a ^b “ビックカメラ高崎・濱村ゆかり、「最後は笑顔で終わりたい」　～女子ソフトボール～”. SPORTS COMMUNICATIONS (2023年4月15日). 2024年6月16日閲覧。
^ 濱村ゆかり leadoffman.info
^ 2020年度後期女子TOP強化指定選手日本ソフトボール協会
^ “第32回オリンピック競技大会（2020／東京）ソフトボール競技日本代表候補選手（15名）の顔ぶれ”. 日本ソフトボール協会 (2021年3月25日). 2024年6月16日閲覧。
^ 浜村ゆかり JSL

外部リンク

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[:0-1] 2018年大会は負傷のため出場機会なし。

[4] ルネサスエレクトロニクス高崎（2010年-2014年）→ビックカメラ高崎（2015年）→ビックカメラ高崎ビークイーン（2016年- ）とチーム名変更。

[:1-5] 「最優秀防御率賞」の旧称。

[7] レギュラーシーズンは29試合。

[9] 後のWBSCワールドカップ。

[11] 新型コロナウイルス感染拡大の影響で実際に開催されたのは2021年。

[:0-2] Wow! Collection JDリーグ

[:1-3] “船橋出身の濱村ゆかり選手がJDリーグ初代MVPに輝く！”. 船橋市 (2023年1月12日). 2024年6月16日閲覧。

[:2-6] JAPAN CUP 2017 テレビ東京

[:3-8] “ビックカメラ高崎・濱村ゆかり、「最後は笑顔で終わりたい」　～女子ソフトボール～”. SPORTS COMMUNICATIONS (2023年4月15日). 2024年6月16日閲覧。

[10] 濱村ゆかり leadoffman.info

[12] 2020年度後期女子TOP強化指定選手日本ソフトボール協会

[13] “第32回オリンピック競技大会（2020／東京）ソフトボール競技日本代表候補選手（15名）の顔ぶれ”. 日本ソフトボール協会 (2021年3月25日). 2024年6月16日閲覧。

[14] 浜村ゆかり JSL

[注 1]

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