澤岡清秀
日本の建築家。工学院大学名誉教授
澤岡 清秀(さわおか きよひで、1952年 - )は,、日本の建築家。工学院大学名誉教授。博士(環境学)。澤岡建築設計事務所代表。山口県柳井市出身。
さわおか きよひで 澤岡 清秀 | |
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生誕 |
1952年 日本・山口県柳井市 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
東京大学工学部 ハーバード大学大学院 |
職業 | 建築家 |
団体 | 株式会社 澤岡建築設計事務所 |
代表作 |
工学院大学スチューデントセンター 工学院大学八王子15号館 |
受賞 | 東京建築賞優秀賞(2009年) |
人物
編集東京大学では芦原義信、香山壽夫に師事。ハーバード大学大学院に留学。リチャード・マイヤーに学び、1977年、建築修士(M.Arch)を取得。その後、ケヴィン・ローチ、リチャード・ロジャーズの事務所で研鑽を積む。ロジャーズ事務所ではロンドンのロイズ本社ビルの基本設計に携わる。帰国後、1980年から1992年にかけて槇文彦+槇総合計画事務所に勤務。スパイラル、京都国立近代美術館、津田ホール、ノヴァルティスファーマ筑波研究所などを担当した。この間1年間(1988年~1989年)、コロンビア大学に客員教授として招聘され、ケネス・フランプトンと共に大学院設計スタジオを教える。1992年より工学院大学助教授、1998年に教授に就任。2019年に定年退職し、同大学の名誉教授に就任した。
来歴
編集学歴
編集- 1970年 東京教育大学附属駒場高等学校卒業
- 1974年 東京大学工学部建築学科卒業
- 1977年 ハーバード大学デザイン学部大学院修了 (M.Arch)
- 2004年 東京大学より博士(環境学)
職歴
編集- 1977年~78年 ケヴィン・ローチ=ジョン・ディンケルー&アソシエイツ
- 1978年~79年 リチャード・ロジャーズ&パートナーズ
- 1980年~92年 槇総合計画事務所
- 1988年~89年 コロンビア大学客員教授 (Visiting Professor)
- 1992年 工学院大学助教授
- 1994年 テキサス大学客員講師
- 1998年 工学院大学教授
- 2000年 澤岡建築都市研究所(のち澤岡建築設計事務所)設立
- 2019年 工学院大学名誉教授
主要作品・受賞
編集- 1994年 宮城県東北歴史博物館公開設計競技 特別奨励賞
- 1994年 仙台近代文学館公開設計競技 佳作
- 1999年 工学院大学八王子15号館<
- 2000年~2003年 新宿野村ビル・パブリックスペース改修設計
- 2007年 工学院大学スチューデントセンター
- 2008年 日本建築家協会 (JIA) 優秀作品選
- 2009年 東京建築賞優秀賞
- 2009年 米国照明学会グッドデザイン賞
- 2010年 日本建築学会作品選集
- 2007年 長岡市シティーホールプロポーザル次点(2等)
- 2009年 墨田区北斎館公募プロポーザル 佳作
- 2010年 共愛学園前橋国際大学公開プロポーザル 選外佳作
主要著作
編集- 『日本の現代劇場~設計事例集』日本建築学会編、彰国社、1997年
- 『音楽空間への誘い~コンサートホールの楽しみ』日本建築学会編、鹿島出版会、2002年
- 『現代建築理論序説』(ハリー・マルグレイヴほか著)監訳、鹿島出版会、2018年
出典
編集- ^ “澤岡清秀教授 of 澤岡研究室HP / 学歴・職歴”. 工学院大学. 2019年11月4日閲覧。
- ^ “澤岡 清秀 || 株式会社澤岡建築設計事務所 || 登録建築家”. 日本建築家協会. 2019年11月6日閲覧。
- ^ “澤岡 清秀”. 科学技術振興機構. 2019年11月6日閲覧。
- ^ “澤岡清秀教授 of 澤岡研究室HP”. 工学院大学. 2019年11月4日閲覧。