澄川地熱発電所(すみかわちねつはつでんしょ)は、東北電力が管理運営する地熱発電所。1995年3月、運転開始[1]。東北では6番目、全国では14番目に完成した地熱発電所である[1]

澄川地熱発電所
すみかわちねつはつでんしょ
澄川地熱発電所空撮
地図
種類 地熱発電
電気事業者 【蒸気部門】
三菱マテリアル株式会社

【発電部門】
東北電力株式会社
所在地 日本の旗 日本
秋田県鹿角市八幡平字熊切留平
1号機
発電方式 シングルフラッシュ
出力 5万 kW
営業運転開始日 1995年3月2日
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概要

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国道341号から施設への入口。発電所方面へは関係者以外立入禁止となっている。

秋田県鹿角市に位置し、三菱マテリアルが提供する蒸気を利用している。東北で一番高い場所にある発電所である[2]

地下空間を十分に活用できるように、1つの発電基地に複数の坑井を集めて、各坑井を深部に向かって放射状に掘削する方式(集中基地方式)が採用されている[3]。これにより、国立公園の環境維持と、採集蒸気量の増加の両立を目指している。

発電設備

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出典

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  1. ^ a b c 澄川地熱発電所 | JOGMEC地熱資源情報”. geothermal.jogmec.go.jp. エネルギー・金属鉱物資源機構. 2024年11月11日閲覧。
  2. ^ 澄川地熱発電所”. www.city.kazuno.lg.jp. 鹿角市. 2024年11月11日閲覧。
  3. ^ a b c 澄川地熱発電所 ”. 一般財団法人エンジニアリング協会. 2024年11月11日閲覧。

外部リンク

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座標: 北緯39度58分52秒 東経140度46分56秒 / 北緯39.981229度 東経140.78218度 / 39.981229; 140.78218