滝川市郷土館
滝川市郷土館(たきかわしきょうどかん)は、北海道滝川市にある郷土博物館である。
滝川市郷土館 | |
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施設情報 | |
専門分野 | 滝川市の歴史と文化 |
事業主体 | 滝川市 |
管理運営 | 滝川市 |
開館 | 1977年6月1日 |
所在地 |
〒073-0033 北海道滝川市新町3丁目8-20 |
位置 | 北緯43度33分07秒 東経141度54分52秒 / 北緯43.55194度 東経141.91444度座標: 北緯43度33分07秒 東経141度54分52秒 / 北緯43.55194度 東経141.91444度 |
外部リンク | https://www.city.takikawa.lg.jp/site/museum/2836.html |
プロジェクト:GLAM |
施設
編集滝川市郷土館 本館
編集所在地:新町3丁目8-20
滝川市は1973年(昭和48年)、市立図書館に郷土資料室を設置して、開拓者たちの遺物の展示を始めた[1]。しかし収集しきれない資料が多数あったことから、1975年(昭和50年)に郷土資料の保存と継承のための専門施設を企画[1]。1976年(昭和51年)4月30日に起工し、同年9月30日に竣工した後、翌1977年(昭和52年)6月1日に開館した[1]。
1階には、滝川の自然、開拓の歴史、市街地の発展に関する資料を展示する[2]。
2階には、教育資料・行政資料・宗教資料のほか、滝川の基礎を築いたひとりである高畑利宜の遺記録を展示する[2]。
また、郷土館の西側には第二展示場を設け、農業機械・手押し消防ポンプ・荷馬車など、大型の機具類を配置している[3]。展示場の屋根には、屯田兵屋を模した煙出しが設けられている[3]。
さらに、郷土館開設直前の1975年に最終運転を迎えた国鉄D51形蒸気機関車(D51-297号)も屋外展示されている[3]。
郷土館分館 華月館
編集所在地:文京町1丁目1-19
1915年(大正4年)に三浦屋2代目の三浦庄作が建てた、花月町の「ホテル三浦華園」の奥座敷を、1980年(昭和55年)に文京町へと移築したもの[4]。
滝川市文化財の第3号に指定されている[4]。
郷土館分館 屯田兵屋
編集所在地:江部乙町東11丁目13-2
1894年(明治27年)に江部乙へと入植した屯田兵の家屋を、移設復元したもの[4]。
滝川市文化財の第5号に指定されている[4]。
脚注
編集参考資料
編集- 『滝川市史』 下巻、滝川市長 吉岡清栄、1981年3月31日。
- 『滝川市史』 続巻、滝川市長 吉岡清栄、1991年3月31日。