溜池良夫
溜池 良夫(ためいけ よしお、1921年8月30日[1] - 2014年10月16日)は、日本の法学者。専門は国際私法。学位は、法学博士(京都大学・論文博士・1987年)(学位論文「国際婚姻法の基礎的研究」)。京都大学名誉教授。
来歴
編集滋賀県大津市出身。1942年、第三高等学校 (旧制)卒業。1946年、京都帝国大学法学部卒業。1946年、京都帝国大学法学部助手(指導教授:齋藤武夫)。1952年、京都大学法学部助教授。1961年、京都大学法学部教授。1966年、京都大学評議員。1987年、法学博士(京都大学)(学位論文「国際婚姻法の基礎的研究」)[2]。1985年、京都大学停年退官、同名誉教授。1985年龍谷大学法学部教授を歴任。1994年、龍谷大学定年退職。司法試験考査委員(1966年-1981年)、国際私法学会理事長(1978年-1983年)を務めた[3]。2014年10月16日、死去[4]。享年93。
主な著書
編集- 『国際私法講義』〈第3版〉、有斐閣、1993年・初版/2005年6月。ISBN 4-641-04631-X
- 『事実婚の比較法的研究』共編、有斐閣、1986年。
- 『国際家族法研究』有斐閣、1985年3月。ISBN 4-641-04569-0
脚注
編集- ^ 『国際私法講義』著者略歴 - Amazon.co.jp
- ^ 以上につき、「溜池良夫教授略歴」『法学論叢 116巻1-6号』京都大学法学会、1985年3月、巻末1-8頁。
- ^ 以上につき、「溜池良夫教授略歴」『龍谷法学 26巻3-4合併号』龍谷大学法学会、1994年3月、423頁以下
- ^ “溜池良夫氏死去 京都大名誉教授、元龍谷大教授”. 京都新聞. (2014年10月21日). オリジナルの2014年10月22日時点におけるアーカイブ。 2014年10月23日閲覧。