源 (食品製造会社)

食品製造会社

(みなもと)は、富山県富山市にある食品製造会社。富山の郷土料理である「ますのすし(鱒寿司)」「ぶりのすし」、富山駅などで販売されている駅弁などを製造している。

株式会社源
MINAMOTO Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
939-8232
富山県富山市南央町37-6
北緯36度37分40.5秒 東経137度12分15.7秒 / 北緯36.627917度 東経137.204361度 / 36.627917; 137.204361座標: 北緯36度37分40.5秒 東経137度12分15.7秒 / 北緯36.627917度 東経137.204361度 / 36.627917; 137.204361
設立 1962年5月
業種 食料品
法人番号 6230001003171 ウィキデータを編集
事業内容 食品製造・販売
代表者 代表取締役社長 四谷英久[1]
資本金 7,000万円[1]
外部リンク https://www.minamoto.co.jp/
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概要

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富山県に、鱒寿司を製造するメーカーは多いが、「源」はもともとが駅弁業者であり,所謂ます寿司店とは別のものと地元では扱われている。事業規模は「源」が圧倒的に大きい上に販路も広く、他県のデパートや物産展、駅弁大会などでも扱われる機会が多い。「ますのすし」という表記は源が使い始めたものではあるが、知名度の向上とともにごく少数の他店でも追随[要出典]するものが出てきている。

本店には見学コースがあり、ますのすしの製造や旅と食文化を扱った展示を行っている(ますのすしミュージアム)。レストランや直売所も併設されており、観光ツアー旅行に組み込まれる観光スポットとなっている。

沿革

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事柄
江戸時代 富山町旅篭町で旅館と紙屋を営んでいた
明治時代初期 桜木町にて「天人楼・日新楼」を経営
1900 ? 旅館「富山ホテル」を開業
1908 11 富山駅の開業にあわせ創業、構内営業人となる
1910 ? 富山ホテル支店に調理場を併設
1912 ますのすしの販売を開始
1946 社団法人国鉄構内営業中央会に加盟
1962 5 株式会社化
1965 ? ますのすしのパッケージが、中川一政により描かれた現行のものとなる
1966 12 高岡駅に駅ビルテナントとして進出
1971 名古屋駅地下街に進出
1976 4 富山インター店を開設
1985 7 黒部インター店を開設
1987 4 レストハウス、売店、見学コースを備えた現在の本社工場が完成[2]
1995 11 愛称を『ますのすし本舗 源』と定める
1997 10 北陸自動車道 徳光PA(上り)のまっとう車遊館に松任車遊館店を開設
1998 4 高岡駅の駅弁業者「宮島商店」が撤退した後を受けて構内営業を開始
2005 7 金沢駅金沢百番街に金沢百番街店を開設

(それ以前も北陸トラベルサービスの駅弁売店で「ますのすし」自体は売られていた)

2009 9 本社工場を改装し、ますのすしミュージアムがオープン[3]
2015 5 魚津駅構内の売店跡に「魚源商店」を開設[4]2019年6月に閉店[5]

主な商品

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主力商品「ますのすし」

ますのすし

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富山の郷土料理である鱒寿司だが、源が展開する鱒寿司は「ますのすし」という商品名である。笹で包んだ鱒押し寿司を木製のわっぱに入れ、紙容器に格納したもの。パッケージのイラストは、中川一政による。富山県を代表する駅弁・みやげものになっているほか、富山空港でも空弁として売られている。

「一重」「二重」「特選」のグレードのほか、限定商品「伝承館ますのすし」「竹ずし」がある。

なお、「伝承館ますのすし」に使用されるマスはサクラマスだが、現在では神通川で獲れたマスではなく、主に北海道産を使用している。

ぶりのすし

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を使った押し寿司。1957年発売。「ますのすし」と「ぶりのすし」をセットにした「ますぶりすし重ね」という商品もある。

かぶら寿司をモチーフにしたものという意見もあるが、源としては関係の有無について公言していない。

駅弁

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駅弁としては、富山駅・高岡駅・新高岡駅で販売されている。

  • ますのすし弁当・ぶりのすし弁当
ますのすし及びぶりのすしを食べやすいパッケージに入れ弁当としたもの。
松花堂弁当様式の駅弁。
定番の幕の内弁当。

など

販売場所

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  • 富山駅、高岡駅、新高岡駅、魚津駅構内
  • 本店(富山県富山市南央町37-6)
  • 富山インター店
  • 黒部インター店
  • 砺波インター店
  • 金沢百番街
  • 北陸自動車道 尼御前SA(上り線)
  • 北陸自動車道 米山SA(下り線)
  • 富山きときと空港売店
  • NEWDAYS
JR東日本の駅構内で展開するコンビニ。多くの店舗で扱っている。

そのほか、スーパーマーケットの惣菜コーナーや各地で行われる物産展、駅弁大会など、富山県や近隣各県のみならず様々な地域で販売されている。

ギャラリー

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脚注

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出典

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  1. ^ a b 会社概要 « ますのすし本舗 源”. 源. 2023年10月30日閲覧。
  2. ^ 『北日本新聞』1987年4月6日付朝刊10面下段広告『春、新天地へ泳ぐ日』より。
  3. ^ 『北日本新聞』2009年8月26日付朝刊5面『ますずしの歴史紹介 源 来月 ミュージアム開館』より。
  4. ^ 魚源商店さん 5月3日オープン(まいぷれ黒部入善朝日、2023年8月31日閲覧)
  5. ^ 『北日本新聞』2019年6月18日付28面『ますずし源 店舗網見直し 高岡・魚津駅直営店閉店へ』より。

外部リンク

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