渡辺昌美
日本の西洋史学者
(渡邊昌美から転送)
渡邉 昌美(わたなべ まさみ、1930年2月26日 - 2016年6月24日[1])は、日本の西洋史学者、高知大学名誉教授。フランス中世史、特に異端を研究した。
来歴
編集岡山県生まれ。1953年、東京大学文学部西洋史学科卒業。1991年、「異端カタリ派の研究」で文学博士。高知大学教授、1994年、定年退官、名誉教授。中央大学教授。2000年、退職。
著書
編集- 異端者の群れ 新人物往来社 1969 (世界のドキュメント)
- 異端者の群れ カタリ派とアルビジョア十字軍 八坂書房 2008.5
- 巡礼の道 西南ヨーロッパの歴史景観 中公新書 1980.2
- フランスの聖者たち 古寺巡礼の手帖 大阪書籍 1984.8 (朝日カルチャーVブックス)
- フランスの聖者たち 古寺巡礼の手帖 八坂書房 2008.12 増補版
- 異端カタリ派の研究 中世南フランスの歴史と信仰 岩波書店 1989.5
- 中世の奇蹟と幻想 岩波新書 1989.12
- フランス中世史夜話 白水社 1993.2、白水Uブックス 2003.12
- 異端審問 講談社現代新書 1996.7、講談社学術文庫 2021.2
- オリーヴの風 私家版 2000.7
翻訳
編集脚注
編集- ^ 渡邉昌美先生死去のお知らせ 中央大学 2016年6月30日
参考
編集- 渡邉昌美教授略歴および述作概要「紀要. 史学科」2000-2