渋谷龍吉
日本の写真家 (1907-1995)
渋谷 龍吉(しぶや りゅうきち、1907年5月-1995年)は、第二次世界大戦以前から活躍していた日本の広告写真・商業写真系統の写真家。「渋谷竜吉」と記載されることもある。
経歴
編集- 山梨県生まれ。
- 1922年、写真師・喜多川秀男(所沢・喜多川写真館)に写真を学ぶ
- 1927年-30年、日本写真工業株式会社勤務(写真乳剤技師として)
- 1931年、「写真の家」開設(京橋)
- 1934年、シブヤスタジオ開設(日本橋)
- 1936年、第一回朝日広告賞・特選一等(「レートクレーム」)
- 1940年、渋谷龍吉創作美術写真展
- 1954年、渋谷龍吉美術写真展(東京大丸)
- 他、写真展多数
- 1995年、東京にて没
関連する展覧会
編集- 日本の写真 : 内なるかたち・外なるかたち:第1部 渡来から1945年まで(東京都写真美術館、1996年)
- 展示された作品は、cat. No. 51「朝の門出」(1930s、360mm×263mm、ゼラチン・シルバー・プリント、展覧会カタログ87ページに図版掲載)
- 「日本の写真1930年代」展(神奈川県立近代美術館、1988年)
- 展示された作品は、以下の4点(すべて展覧会カタログに図版が掲載されている。サイズの単位はcm)
- cat. no. 148:原節子(1937年、37.3 x33.2、ゼラチン・シルバー・プリント)
- cat. no. 149:巖本真理(c1938年、27.2x25.0、ゼラチン・シルバー・プリント)
- cat. no. 150:味のもと(c1938年、24.5x30.4、ゼラチン・シルバー・プリント)
- cat. no. 151:東京セロハン(c1940年、30.5x25.4、ゼラチン・シルバー・プリント)
- 展示された作品は、以下の4点(すべて展覧会カタログに図版が掲載されている。サイズの単位はcm)
- アーティストの風貌 横浜市美術館収蔵作品展(横浜高島屋、1987年)
- 大規模な回顧展は2012年現在開催されていない。