清津市電
北朝鮮の路面電車
清津市電(チョンジンしでん)では、朝鮮民主主義人民共和国咸鏡北道清津市の路面電車(市電、現地では「軌道電車、キドチョンチャ」)について記す。
清津市電 | |
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基本情報 | |
国 | 北朝鮮 |
所在地 | 清津市 |
種類 | 路面電車 |
開業 | 1999年 |
運営者 | 朝鮮民主主義人民共和国鉄道省 |
詳細情報 | |
総延長距離 | 13km |
路線数 | 1 |
軌間 | 1435 mm |
清津市電 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 청진 궤도전차 |
漢字: | 淸津軌道電車 |
発音: | チョンジンケドジョンチャ |
日本語読み: | せいしんきどうでんしゃ |
2000年式: MR式: |
Cheongjin Gwedojeoncha Ch'ŏngjin Kwedochŏnch'a |
概要
編集清津には1970年にトロリーバス(無軌道電車)が開業していたものの、電力不足により運行本数が激減していた。またゴムの不足によるタイヤなどの整備不良や、輸送力が低いという問題も抱えていたため、平壌における路面電車投入が成果を収めたことから、1990年代末に清津における路面電車の敷設が政府により決定された。
金正日立会いの下、1998年11月より人力に頼った敷設工事を開始し、1999年7月2日に開通した。第一次開業区間は南清津 - 鳳泉洞間の6kmである。同年12月24日には沙峯 - 南清津間が延伸され、総延長は13kmとなった[1]。 しかし、その後は資源不足もあって延伸がなされず、予定路線32kmのうち上記の区間が開業しただけであるという。車両は平壌から運ばれたと伝わる。
電力不足の深刻化により、一時期運行が停止されたが、最近は再び運行が再開されている。
路線
編集- 沙峯洞 - 南清津 - 鳳泉洞間(13km)
脚注
編集参考文献
編集- 国分隼人『将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情』新潮社、2007年 ISBN 4103037318