清水憲一
清水 憲一(しみず のりかず、1948年10月 - )は日本の経済史学者、産業考古学者、日本経済史、地域経済史。 元九州国際大学学長、名誉教授。島根県邇摩郡仁摩町(現在の大田市)出身[1]。
略歴
編集静岡大学人文学部日本史科卒業。1977年立命館大学大学院経済学研究科博士課程取得退学。同年八幡大学社会文化研究所就任。 1978年同大学法経学部講師就任。1980年助教授。1983年バーミンガム大学留学。1998年経済学部長、大学院研究科長を経て2007年学長に就任[2]。 2017年九州国際大学退任。以後、田川市石炭・歴史博物館副館長、附属研究所長。他に九州・山口の近代化産業遺産群ユネスコ推薦書作成委員、文化庁世界文化遺産特別委員会委員、産業考古学会理事などを歴任。また門司港駅、足尾銅山、三重津海軍所跡、三井三池炭鉱万田坑などの史跡検討委員も務める。 官営八幡製鐵所の研究に於いても知られる[3]。
著書
編集- 『北九州市』
- 『わが故郷八幡』共著 中村修身 他 北九州八幡信用金庫編 1995年
- 『北九州市産業史』
- 『北九州の近代化遺産』 編書 弦書房 2006年
- 『北九州・筑豊の近代化遺産』 編書 弦書房 2009年
論文
編集脚注
編集- ^ 産業考古学会 近代化遺産シリーズ 講演会 清水憲一プロフィール
- ^ 九州国際大学創立70年史 歴史大学編 52頁
- ^ 北九州市 官営八幡製鐵所さまざまな論点から