清水和音
経歴
東京生まれ[1]。1965年、桐朋学園の「子供のための音楽教室」に入室。1978年、桐朋女子高校音楽科在学中、17歳の時に第47回日本音楽コンクール第3位入賞。同校卒業後1980年にジュネーヴ音楽院に留学、ルイ・ヒルトブランに師事。1981年のロン=ティボー国際コンクールピアノ部門で優勝すると共にリサイタル賞をも受賞。1982年にデビューリサイタルを開く。1983年、第9回日本ショパン協会賞受賞。
ドビュッシー以降の近現代の音楽はほとんど録音しておらず、バロック音楽から国民楽派までの世代の作曲家を得意としている(実演では近現代も取り上げている)。なかでもベートーヴェンとショパンに対して深い関心を寄せる。ベートーヴェンのハンマークラヴィーアの演奏はCD録音も残されている[要出典]。
デビュー直後からショパン演奏はライフワークのように[独自研究?]関わっており、現在もショパンを中心とした選曲で、EXTONからCDリリースを行っている。レーベルの意向は「完全な全集」であることを強調している[要出典]。演奏活動の一方で、東京音楽大学の教授を務め、後進の指導にもあたっている。
エピソード
出典
- ^ 吉澤ヴィルヘルム『ピアニストガイド』青弓社、印刷所・製本所厚徳所、2006年2月10日、153ページ、ISBN 4-7872-7208-X