清川雪彦
清川 雪彦(きよかわ ゆきひこ、1942年11月22日 - )は、日本の経済学者。経済学博士(一橋大学・論文博士・1996年)。一橋大学名誉教授。東京国際大学教授。日本学士院賞、日経・経済図書文化賞等受賞。
人物
編集北海道札幌市出身。2004年労働関係図書優秀賞、1996年日経・経済図書文化賞、1976年アジア経済研究賞。アジア政経学会理事、中国経営管理学会常任理事等を歴任。『アジアにおける近代的工業労働力の形成―経済発展と文化ならびに職務意識―』により2005年日本学士院賞受賞。指導学生に杜進[1]など。2018年秋の叙勲で瑞宝中綬章を受章[2]。
略歴
編集学歴
編集- 1961年東京都立新宿高等学校卒業
- 1965年東京大学教養学部教養学科卒業
- 1967年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了
- 1970年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得
- 1996年一橋大学より経済学博士の学位を取得
職歴
編集この間ロンドン大学東洋アフリカ研究学院客員研究員、デリー大学中国日本研究科客員教授、台湾大学経済研究所客員研究員等も務めた。
著書
編集単著
編集- 『日本の経済発展と技術普及』(東洋経済新報社, 1995年)
- 『アジアにおける近代的工業労働力の形成――経済発展と文化ならびに職務意識』(岩波書店, 2003年)
- 『近代製糸技術とアジア -技術導入の比較経済史』(名古屋大学出版会, 2009年)
共編著
編集- (南亮進)『日本の工業化と技術発展』(東洋経済新報社, 1987年)
脚注
編集- ^ [1]
- ^ “平成30年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 8 (2018年11月). 2023年2月25日閲覧。