深水 吉毅(ふかみ よしたけ、1888年2月10日[1] - 1952年10月19日[2])は、日本の政治家衆議院議員(1期)。

深水吉毅

経歴

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熊本県出身[2]1912年明治大学専門部法律科科卒[2]。農業を営み、葦北郡農会長、熊本県農会議員、同県会議員、同議長、水俣町長、水俣銀行頭取となる[2]

1942年第21回衆議院議員総選挙では熊本2区(当時)から翼賛政治体制協議会の推薦を受けて当選する[3]。戦後は日本自由党に入ったが[4]、推薦議員のため公職追放となった[5]1951年追放解除[6]。追放解除の翌年に死去した。

脚注

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  1. ^ 衆議院『第八十四回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1944年、31頁。
  2. ^ a b c d 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』544頁。
  3. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』132頁。
  4. ^ 『議会制度百年史 院内会派編衆議院の部』509頁。
  5. ^ 『朝日新聞』1946年2月10日1面。
  6. ^ 『朝日新聞』1951年6月19日朝刊1面。

参考文献

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  • 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 院内会派編衆議院の部』大蔵省印刷局、1990年。