消防職員(しょうぼうしょくいん)とは、消防に勤務する公務員の総称。日本においては、全員が地方公務員である(総務省消防庁の職員は、国家公務員であるが消防職員ではない[1])。

このうち、階級を有し消火・予防・救急・救助に当たる者を消防吏員(俗に消防官)と呼ぶ。消防職員のほとんどが消防吏員である。消防吏員以外には、事務職技術職にあたる者がいる。

消防士との違い

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消防に勤務している者をすべて消防士と呼ぶ人が多いが、日本においては消防職員が正式名称であり、その中で消火・救急・救助・査察などの業務を行う者が消防吏員で、消防吏員の一番下の階級が消防士である。近年は警察官自衛官との類推から「消防官」という呼称が当局の公式な文書(職員募集ポスターなど)で使用されることもある。

脚注

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関連項目

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