海鳴り街道』(うみなりかいどう)は、1936年(昭和11年)製作・公開、山中貞雄監督による日本の長編劇映画、トーキー初期の剣戟映画である。

海鳴り街道
監督 山中貞雄
脚本 梶原金八
原作 三村伸太郎
出演者 大河内伝次郎
音楽 西梧郎
撮影 三井六三郎
製作会社 日活京都撮影所
配給 日活
公開 日本の旗 1936年8月14日
上映時間 86分(トーキー
現存 68秒(サイレント
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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略歴・概要

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山中貞雄は日活京都撮影所で10作の大河内伝次郎主演作を監督しているが、本作はその10作目、最後の作品にあたる[1]

脚本としてクレジットされている「梶原金八」は、山中、稲垣浩八尋不二三村伸太郎藤井滋司滝沢英輔鈴木桃作萩原遼の共同筆名で、三村の原作を共同で脚本執筆した。1985年(昭和60年)に刊行された『山中貞雄作品集 2』、1998年(平成10年)に刊行された『山中貞雄作品集』にそれぞれシナリオが採録されている[2]

本作の上映用フィルム全篇は現存しておらず、東京国立近代美術館フィルムセンターでは所蔵していない[3]が、玩具フィルムとして切り取られた、音声トラックのない68秒の断片(クライマックスの大河内演じる稲葉小僧新助と捕り手との剣戟シーンの一部[1])が発見されており、プラネット映画資料図書館がこれを復元してサイレントのプリントとして所有している[1]

スタッフ・作品データ

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キャスト

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ビブリオグラフィ

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国立国会図書館蔵書[5]

シナリオ
  1. ^ a b c 生誕百年 映画監督 山中貞雄 海鳴り街道、東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年1月18日閲覧。
  2. ^ 山中貞雄作品集 2山中貞雄作品集国立国会図書館、2010年1月18日閲覧。
  3. ^ 所蔵映画フィルム検索システム東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年1月18日閲覧。
  4. ^ Film Calculator換算結果、コダック、2010年1月18日閲覧。
  5. ^ OPAC NDL 検索結果、国立国会図書館、2010年1月18日閲覧。

外部リンク

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