海倫市
海倫市(かいりん-し)は中華人民共和国黒竜江省綏化市に位置する県級市。国家級貧困県に指定されている。
中華人民共和国 黒竜江省 海倫市 | |
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綏化市中の海倫市の位置 | |
簡体字 | 海伦 |
繁体字 | 海倫 |
拼音 | Hăilún |
カタカナ転写 | ハイルン |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 黒竜江 |
地級市 | 綏化市 |
行政級別 | 県級市 |
建置 | 1904年 |
改制 | 1989年 |
面積 | |
総面積 | 4,551 km² |
人口 | |
総人口(2004) | 82 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0455 |
郵便番号 | 152300 |
行政区画代碼 | 231283 |
公式ウェブサイト: http://www.hailun.gov.cn/ |
中国地名の変遷 | |
建置 | 1904年 |
使用状況 | 海倫市 |
清 | 海倫庁 海倫府(1908年) |
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中華民国 | 海倫県 |
満洲国 | 海倫県 |
現代 | 海倫県 海倫市(1989年) |
地理
編集海倫市は黒竜江省中部、通肯河の東岸、小興安嶺から松嫩平原にかけての過渡地帯に位置する。年平均気温1℃、降水量550mmである。
歴史
編集市名は市内南部を流れる海倫河に由来する。海倫とは満洲語でカワウソを意味するハイルン(満洲語:ᡥᠠᡳᠯᡠᠨ、転写:hailun[1])の音写である。
1904年(光緒30年)、清朝により設置された海倫庁を前身とする。1908年(光緒34年)に海倫府に改編され、中華民国成立後の1913年(民国2年)に海倫県と改編された。1989年に県級市の海倫市と改編され現在に至る。
行政区画
編集→「中華人民共和国の行政区分」を参照
14鎮、9郷を管轄:
民族
編集経済
編集農業が発達し、中国の商品食糧生産基地と農業近代化実験基地と位置づけられている。大豆に小麦、トウモロコシ、亜麻、タバコ、甜菜、糜穀、カラシナ、ヒマワリの種、ゴマなどが豊富に産する。工業には製糖、乳製品、酒造、プラスチック、機械産業がある。
産物
編集野生の漢方薬の材料に甜甘草、党参、防風、柴胡、地丁、桔梗などがある。 野生動物にカワウソ、ニオイネズミ、ヘラジカ、ニホンジカ、ツキノワグマ、ノロジカ、イノシシ、オオヤマネコ等がある。 野生植物にワラビ、金花菜、ハシバミ、クヌギ、キノコ等がある。
文化
編集民間に古くから剪紙工芸が伝わっている。
交通
編集鉄道
編集→「中華人民共和国の高速鉄道」を参照
→「中華人民共和国の鉄道」を参照
道路
編集- 高速道路
健康・医療・衛生
編集- 海倫市人民医院
関連項目
編集脚注
編集- ^ 『清文鑑』水獺(カワウソ)