浦野哲盟
浦野 哲盟(うらの てつめい)は、日本の医学者(医療薬学・生理学)、医師。学位は医学博士(浜松医科大学・1985年)。静岡社会健康医学大学院大学副学長、公立大学法人静岡社会健康医学大学院大学理事(教育研究担当)、浜松医科大学名誉教授・医学部特命研究教授、十全オアシスクリニック院長。
うらの てつめい 浦野 哲盟 | |
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居住 |
日本 アメリカ合衆国 |
国籍 | 日本 |
研究分野 | 医学 |
研究機関 |
ノートルダム大学 浜松医科大学 静岡社会健康医学大学院大学 |
出身校 | 浜松医科大学医学部卒業 |
主な業績 |
凝固・線溶の研究 血栓止血の研究 |
主な受賞歴 | 斉藤奨励賞(1993年) |
プロジェクト:人物伝 |
ノートルダム大学研究助手、浜松医科大学医学部教授、浜松医科大学副学長(情報広報担当)などを歴任した。
来歴
編集生い立ち
編集1975年(昭和50年)4月、国が設置・運営する浜松医科大学に進学し[1][† 1]、医学部の医学科にて学んだ[1]。1981年(昭和56年)3月、浜松医科大学を卒業した[1]。それに伴い、医学士の称号を取得した[† 2]。さらに浜松医科大学の大学院に進学し[1]、1981年(昭和56年)4月から1985年(昭和60年)3月にかけて医学研究科にて生理学や外科学を学んだ[1]。在学中に「Basic studies and clinical applications of fibrinolysis」[2]と題した博士論文を執筆し、医学博士の学位を授与されている[1][2][3][† 3]。
医学者として
編集アメリカ合衆国に渡り、1986年(昭和61年)から1988年(昭和63年)にかけてノートルダム大学の研究助手を務めた[1]。
一方、日本においては、母校である浜松医科大学に採用されており[1]、1987年(昭和62年)から1991年(平成3年)にかけて医学部の助手を務めた[1]。1991年(平成3年)に浜松医科大学の医学部にて助教授に昇任し[1]、2001年(平成13年)まで務めた[1]。2001年(平成13年)4月、浜松医科大学の医学部にて教授に昇任した[1]。医学部においては、主として医学科の講義を担当した。その後、浜松医科大学は国立大学法人化されたが、以降も引き続き教授として勤務した。また、2016年(平成28年)4月から2020年(令和2年)3月にかけて副学長(情報広報担当)を兼務するなど[1]、浜松医科大学の要職を歴任した。2021年(令和3年)3月、浜松医科大学を退職した[1]。なお、これまでの功績により、同年4月に浜松医科大学より名誉教授の称号が授与された[1]。
2021年(令和3年)4月、新設された静岡社会健康医学大学院大学に転じ[1]、副学長に就任した[1]。また、同大学を設置・運営する同名の公立大学法人においては、2021年(令和3年)4月より理事(教育研究担当)を兼任している[4]。なお、古巣である浜松医科大学においては、2021年(令和3年)4月より医学部の特命研究教授を兼任しており[1]、引き続き研究にあたっている。
人物
編集名の「哲盟」は「てつめい」[1]と読む。
略歴
編集賞歴
編集- 1993年 - 斉藤奨励賞[1]。
著作
編集共著
編集- 黒島晨汎ほか共著『人体生理学』朝倉書店、2006年。ISBN 4254335024
- 浦野哲盟・後藤信哉著『血栓形成と凝固・線溶——治療に生かせる基礎医学』メディカル・サイエンス・インターナショナル、2013年。ISBN 978-4-89592-736-9
編纂
編集- 西村敏英・浦野哲盟編著『食品の保健機能と生理学』2版、アイ・ケイコーポレーション、2015年。ISBN 978-4-87492-328-3
脚注
編集註釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad 「浦野哲盟」『浦野 哲盟 (Tetsumei Urano) - マイポータル - researchmap』科学技術振興機構、2021年4月18日。
- ^ a b 「書誌事項」『CiNii 博士論文 - Basic studies and clinical applications of fibrinolysis』国立情報学研究所。
- ^ 学位授与番号甲第18号。
- ^ a b 「役員名簿」『法人概要|静岡社会健康医学大学院大学(静岡SPH)』静岡社会健康医学大学院大学。
関連項目
編集外部リンク
編集- 医生理学ホーム - 浜松医科大学にて所属した研究室の公式ウェブサイト