浜田町 (神戸市)
地理
編集東は東灘区御影塚町と、南は新在家運河[1]を隔てて灘浜東町と、西は、国道43号以南が新在家南町と、同以北が新在家北町と、北が阪神本線を隔てて友田町と、それぞれ隣接している。国道43号以南の東部が一丁目で西部が四丁目、以北の東部が二丁目で西部が三丁目である。
地価
編集住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、浜田町4-1-22の地点で19万2000円/m2となっている。[2]
歴史
編集浜田は沿岸部を東明村と新在家村に挟まれて窄んだ村域をしていた八幡村の中で唯一の海岸地帯だった。
戦前までは「走り出(はしりで)」や「走出浜」と呼ばれ、陸軍測量部の地図でも「走り出」が確認され、『神戸の町名 改訂版』ではこれを日尾川、両度川の水が海へ走り出るところからついた地名だろうと推測されている[3]。
地名の由来
編集灘区南東部、旧八幡村域で唯一海岸地帯であった八幡字浜田から命名された。
人口統計
編集脚注
編集- ^ “新在家南地区まちづくり協定パンフレット『新在家まちづくりの栞』(2ページ目『写真03』及び3ページ目『環境』節内の写真『新在家運河清掃』)” (PDF). 神戸市都市局計画部まち再生推進課・新在家まちづくり委員会・神戸市灘区役所 (2019年8月20日). 2019年12月14日閲覧。
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ 神戸史学会 2007
- ^ “国勢調査による町別、年齢別人口及び世帯数”. 神戸市. 2024年1月16日閲覧。
参考文献
編集- 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 灘区役所広報相談課 編『灘区の町名』灘区役所広報相談課、1976年。