浅野 重雄(あさの しげお、1906年10月31日[1][2] - 1989年1月12日[3])は、日本政治家宮城県富谷町長(4期)。

来歴

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宮城県黒川郡落合村(現・大和町)出身[2]高等小学校[1]。農業に従事する。のち富谷村(のち富谷町、現・富谷市)の浅野家の養嗣子となる[2]

戦後、富谷村農地委員、同村議会議員、農業委員となり、農業委員会委員長、村議会議長を務めた[2]

富谷村は1963年に富谷町となり、1967年富谷町長選挙に立候補し、当選し、4期16年町長を務める。

在職中は町役場新庁舎の建設、簡易水道の供給開始、町立小中学校の整備など町政発展に尽くした[2]

町長は1983年まで務め、この間、地方自治と産業の発展に多大なる功績を残したことにより、知事や各種機関から表彰され[3]1982年に勲四等瑞宝章を受章した[3]1989年に死去。従五位を贈られた[3]

このほか富谷農業会長、農業協同組合長、森林組合長[2]、富谷北部土地改良区理事長[3]などを務めた。

脚注

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  1. ^ a b 『日本の歴代町村長』第1巻、530頁。
  2. ^ a b c d e f 『新訂 富谷町誌』933頁。
  3. ^ a b c d e 『新訂 富谷町誌』934頁。

参考文献

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  • 歴代知事編纂会編『日本の歴代町村長』第1巻、歴代知事編纂会、1989年。
  • 富谷町誌編さん委員会編『新訂 富谷町誌』富谷町、1995年。