浅蓼大橋
日本の長野県佐久市にある橋
浅蓼大橋(せんりょうおおはし)は、長野県佐久市跡部 - 中込の千曲川に架かる国道141号の橋長408 m(メートル)の桁橋。
浅蓼大橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 長野県佐久市跡部 - 中込 |
交差物件 | 千曲川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道141号 |
管理者 | 長野県佐久建設事務所 |
施工者 | 駒井鉄工・日本鋼管・松尾橋梁(1期橋) |
竣工 | 2000年(平成12年)(1期橋) |
開通 | 2000年(平成12年)(1期橋) |
座標 | 北緯36度14分20.3秒 東経138度27分42.5秒 / 北緯36.238972度 東経138.461806度 |
構造諸元 | |
形式 | 桁橋 |
材料 | 鋼・プレストレスト・コンクリート |
全長 | 408 m |
幅 | 23.800 m |
最大支間長 | 64.0 m |
地図 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
概要
編集浅寥大橋は右岸側の千曲川渡河部に鋼橋、左岸側にPC橋を採用している[1][2][3]。浅蓼大橋の名は佐久地域の代表的な山である浅間山と蓼科山の名をとって命名された[4]。
歴史
編集国道141号は佐久市から小諸市にかけて大規模なバイパス工事に1976年(昭和51年)に着手し、本橋を含め全線が2000年(平成12年)に暫定2車線で開通した。交通量の増大に伴い、本橋の南側の臼田 - 野沢間が2004年(平成16年)に4車線化に着手し、2009年(平成21年)3月に完成した。また、北川の長土呂 - 御影新田も2008年(平成20年)に4車線化に着手し、2011年(平成23年)3月に完成した。このため本橋およびしなの鉄道線に架かる平原大橋の区間が暫定2車線のまま残されたことから、同区間の4車線化事業を2014年度(平成26年度)に着手し全線の4車線化が事業化された。本橋の4車線化はまず、2018年度(平成30年度)に2期橋第2橋(鋼橋部)のP2・P3橋脚・A2橋台の嵩上げ工を発注し、2019年度(令和元年度)に2期橋第1橋(PC橋部)のP2 - P6橋脚の施工を発注した[7][1][2][3]。
脚注
編集注釈
編集- ^ 1期橋
- ^ 2期橋
- ^ 1期橋
- ^ 2期橋
- ^ 現・駒井ハルテック
- ^ 現・JFEエンジニアリング
- ^ 現・IHIインフラシステム
出典
編集- ^ a b c 「浅蓼大橋工区 工事進捗状況」(PDF)『佐久建設事務所だより』第15-2号、長野県佐久建設事務所、2018年12月、1–3、2021年9月2日閲覧。
- ^ a b c 「浅蓼大橋工区 工事進捗状況(2)」(PDF)『佐久建設事務所だより』第18号、長野県佐久建設事務所、2019年9月、4–6、2021年9月2日閲覧。
- ^ a b c 「浅蓼大橋工区 工事進捗状況(2)」(PDF)『佐久建設事務所だより』第19号、長野県佐久建設事務所、2020年3月、4–6、2021年9月2日閲覧。
- ^ 信濃の橋刊行会 2011, p. 49.
- ^ “橋梁年鑑 平成14年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 194, 195. 2021年9月2日閲覧。
- ^ “製品情報 桁橋”. JFEエンジニアリング. 2021年9月2日閲覧。
- ^ “佐久建設事務所 道路事業による整備効果事例” (PDF). 長野県佐久建設事務所. 2021年9月2日閲覧。
参考文献
編集- 信濃の橋刊行会『信濃の橋百選』(初版)信濃毎日新聞社、2011年7月24日。ISBN 978-4-7840-7166-1。
外部リンク
編集- 長野県佐久建設事務所 - 橋梁管理者