浅川 満(あさかわ みつる、1932年 - 2008年7月7日)は、日本編集者。太郎次郎社(現・太郎次郎社エディタス)の創業者

人物

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東京府出身。浅草の履物問屋の末っ子として生まれる。幼いころから本の虫だった。中央大学法学部在学中に学生運動へ参加。卒業後は、現代社、麦書房、北星美術、一ツ橋書房を経て太郎次郎社を設立。詰め込み教育が問題になっていた1973年、戦後の理想に立ち戻り、「人間一人ひとりから出発する教育」を掲げて月刊教育誌『ひと』を創刊。自ら編集部長を25年間務め、ピーク時には3万部を記録した。2001年、咽頭がんを発病。長い闘病生活を経たのち、2008年7月7日肺炎により死去[1]

来歴

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  • 1932年(昭和7年) - 東京府浅草で誕生。6人兄弟の末っ子。
  • 1955年(昭和30年) - 中央大学法学部卒業。
  • 1956年(昭和31年) - 現代社 勤務
  • 1958年(昭和33年) - 麦書房 勤務
  • 1967年(昭和42年) - 北星美術 勤務
  • 1969年(昭和44年) - 一ツ橋書房 勤務
  • 1972年(昭和47年) - 太郎次郎社創業。代表取締役就任。
  • 1973年(昭和48年) - 月刊『ひと』出版開始。
  • 2008年(平成20年) - 死去。

著書

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  • 『漢字が楽しくなる本』(全6巻) 太郎次郎社。

脚注

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