津テレビ・FM送信所
津テレビ・FM送信所(つテレビ・エフエムそうしんじょ)は、三重県津市に置かれている地上デジタルテレビ・FMラジオの送信所。
かつては地上アナログテレビ、および「モバキャス(2012年4月1日開始)」の送信所も設置していたが、これらは終了とともに廃止された[1]。
送信施設概要
編集デジタルテレビ
編集リモコン キーID |
放送局名 | コールサイン | 物理 チャンネル |
空中線電力 | 実効輻射電力 | 放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数 |
偏波面 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | NHK 名古屋教育 |
(中継局) | 44ch | 50W[2] | 670W | 全国放送 | 28万4897世帯 | 水平偏波 |
3 | NHK 津総合 |
JONP-DTV[3] | 28ch | 500W | 6.1kW | 三重県 | 47万5442世帯 | |
7 | MTV 三重テレビ放送 |
JOMH-DTV[4] | 27ch | 7.9kW | 51万1392世帯 |
歴史
編集FMラジオ
編集周波数 | 放送局名 「愛称」 |
コールサイン | 空中線電力 | 実効輻射電力 | 放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数 |
偏波面 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
78.9MHz | 三重エフエム放送 (radio CUBE FM三重) |
JONU-FM[5] | 3kW | 12.5kW | 三重県 | 約-世帯 | 水平偏波 |
81.8MHz | NHK 津FM |
JONP-FM[6] | 約30万世帯 |
廃止された局の概要
編集アナログテレビ
編集チャンネル | 放送局名 | コールサイン | 空中線電力 | ERP | 放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数 |
偏波面 | 放送終了日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
31ch | NHK 津総合 |
JONP-TV | 映像5kW/ 音声1.25kW |
映像67kW/ 音声17kW |
三重県 | 約30万世帯 | 水平偏波 | 2011年 7月24日 |
33ch | MTV 三重テレビ放送 |
JOMH-TV | 映像73kW/ 音声18kW |
不明 |
歴史
編集マルチメディア放送
編集周波数 | 放送局名 | 空中線電力 | ERP | 放送区域 | 放送区域 内世帯数 |
---|---|---|---|---|---|
214.714286MHz | Jモバ 津MMH |
2.5kW | 12.5kW | 三重県北部と西部及び愛知県の一部 | 約52万世帯[7] |
歴史
編集所在地
編集- 三重県津市美里町家所字東谷1425番地および1419番地8号(長谷山)
補足
編集- 三重県域放送局の主幹送信所である。津市中心部の北西の外れ(旧・美里村域)に位置しており、北勢・中勢地方の大部分をカバーしている[8]。
- 三重テレビのサービスエリアは放送対象地域の三重県の他に、愛知県と岐阜県の一部がエリアになる[9]。
- 在名民放各局については名古屋親局(瀬戸デジタルタワー)の放送エリアのめやすである[8]。
- 長谷山は未開拓地であったが、最初に送信所を建設したのは三重テレビ放送である。事業中に周辺に古墳群が発見されたことから、三重大学などから建設中止を求められたが、道路の線形などを変更した結果了承された。なお、送信所までの道路の整備は自衛隊の施設部隊の協力を得て3箇月という短期間で整備された。[10]
脚注
編集- ^ 「テレビと呼ぶには、面白すぎる」NOTTV、4年超でサービス終了 ITmedia 2016年6月30日 2020年11月14日閲覧
- ^ 無線局免許状等情報(NHK教育)
- ^ 無線局免許状等情報(NHK総合)
- ^ 無線局免許状等情報(三重テレビ放送)
- ^ 無線局免許状等情報(三重エフエム放送)
- ^ 無線局免許状等情報(NHK-FM)
- ^ 携帯端末向けマルチメディア放送局の免許を交付(名古屋・津・豊橋中継局)(プレスリリース) - 総務省東海総合通信局(2012年3月30日付)
- ^ a b 放送エリアのめやす(Dpa)
- ^ 会社概要(三重テレビ放送)
- ^ 三重テレビ放送社史
関連項目
編集座標: 北緯34度44分7.4秒 東経136度25分56.2秒 / 北緯34.735389度 東経136.432278度