洛天依
洛天依(ルォ・テンイ[1]、LUO TIANYI)は、ビープラッツの中国の販売会社、上海禾念信息科技有限公司から発売されている音声合成・デスクトップミュージック(DTM)用のボーカル音源ソフトウェア、およびそのキャラクターである。エンジンはVOCALOID 3を使用している。キャラクターデザインは中国国内から一般公募し1700枚の内から選ばれた[2]。イラストはideoloが手掛けている[3]。声優は山新が担当している。
作者 | 上海禾念信息科技有限公司 |
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開発元 | 上海禾念信息科技有限公司 |
初版 | 2012年8月3日 |
最新版 |
VOCALOID5
/ 2023年2月13日 |
使用エンジン | VOCALOID 3 |
対応OS | Microsoft Windows |
対応言語 | 中国語・日本語 |
サポート状況 | 発売中 |
種別 | 音声合成 |
ライセンス | プロプライエタリソフトウェア |
公式サイト | 上海禾念信息科技有限公司 |
2017年12月30日には、VOCALOID4に対応した「洛天依 V4」が発売された。「萌」と「凝」の2種類のライブラリが搭載されている。2018年5月21日には日本語版が発売されたが、そちらの声優は山新に加え、一部を鹿乃が担当している。[4]
2023年2月13日には、VOCALOID5に対応した「洛天依 V5」が発売された。「萌(Normal)」と「凝(Power)」に加え、新たに「婉(Nature)」が追加されている。また、システムにAIを組み込んだ新合成音声システム「ACE Studio」「X Studio」を用いた「洛天依AI」の発売も予定されている。
歴史
編集2011年11月20日に、Vocaloid™ China Projectが開始され、画像収集活動がスタート。
2012年1月17日、MOTH(瑁侍)が描いた“雅音宮羽”を受賞作品として発表。
2017年6月12日、日本のサウンドライブラリーで歌われた3曲がVsinger Live 2017でリリース。
2018年4月16日、日本語の公式ニュースが発表[5]。
2018年5月21日、日本語版が発売。
2019年2月23日、上海のメルセデスベンツ文化センターで開催された「洛天依とランランホログラフィックコンサート」で、洛天依とピアノマスターのランランが初めて協力。 洛天依でクラシック音楽をたくさん演奏する[6]。
脚注
編集- ^ 洛天依日本語公式サイト. 2019年6月2日閲覧。
- ^ “中国ボーカロイドの推進企業に中国ボカロの未来を聞いた!”. ASCII.jp. (2014年1月30日) 2016年12月18日閲覧。
- ^ “中国版ボーカロイドのキャラ決定 5人の少年少女が登場”. ねとらぼ. (2012年3月23日) 2016年12月18日閲覧。
- ^ 「ボーカロイド「洛天依」の日本語版の一部を鹿乃が担当!」鹿乃 official site 2018年4月18日
- ^ “Sina Visitor System”. passport.weibo.com. 2019年4月20日閲覧。
- ^ “郎朗携手虚拟歌姬洛天依开演唱会 钢琴大师破次元 表演定制曲目提前半年筹备 – Mtime时光网”. news.mtime.com. 2019年4月20日閲覧。