泰増寺
愛知県名古屋市天白区にある寺院
概要
編集1494年(明応3年)3月、尾張国小牧に天台宗の僧侶である覚円房が創立した[1]。ただしこれは荒廃し、美濃国平岩の僧・真常が清須下郷において再興を図ったが、洪水で流失する[1]。1572年(元亀3年)、真言宗僧侶の正円が再建を志すが、失敗に終わる[1]。天正年間、機運祖全の手によって、曹洞宗の寺院としてついに再興を果たした[1]。清洲越しに際して、新栄町5丁目に移転[1]。現在は愛知県天白区天白町平針黒石に所在する[2]。
脚注
編集参考文献
編集- 名古屋市役所 編『名古屋市史 社寺篇』名古屋市、1915年。
座標: 北緯35度6分32.5秒 東経137度0分46.4秒 / 北緯35.109028度 東経137.012889度