法道寺 (朝来市)
兵庫県朝来市にある寺院
法道寺(ほうどうじ)は、兵庫県朝来市にある高野山真言宗の仏教寺院。山号は亀岡山(かめおかさん)。本尊は大日如来である。
法道寺 | |
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大師堂 | |
所在地 | 兵庫県朝来市和田山町法道寺280番地 |
位置 | 北緯35度21分20.4秒 東経134度48分53.4秒 / 北緯35.355667度 東経134.814833度座標: 北緯35度21分20.4秒 東経134度48分53.4秒 / 北緯35.355667度 東経134.814833度 |
山号 | 亀岡山 |
宗旨 | 高野山真言宗 |
本尊 | 大日如来 |
創建年 | 伝・白雉年間(650年-654年) |
開基 | 伝・法道仙人 |
中興 | 高尊(覚雲上人) |
正式名 | 亀岡山 法道寺 |
札所等 | 但馬八十八所霊場第23番札所 |
公式サイト | 亀岡山法道寺 |
法人番号 | 5140005010728 |
歴史
編集白雉(650年-654年)の頃、法道仙人の開基と伝わる。萬治年間(1658年-1661年)に中興の祖、覚雲上人により伽藍が再建されたが、正徳年間(1711年-1715年)に火災に遭い大半が焼失。寛文3年(1663年)建立の大師堂が当時のまま残っている。本堂は享保2年(1717年)、鐘楼は宝暦8年(1758年)に再建された。神仏習合の面影も残り、境内地の裏山には宮内村盈岡神社がある、法道仙人ゆかりの牛頭天王社や薬師堂・弁財天堂があり別当寺としての記録も残る。
境内
編集建造物
編集- 本堂 - 本尊の大日如来像、その両脇に観音菩薩像と波切不動明王像を安置する。
- 大師堂 - 弘法大師像、その両脇に地蔵菩薩像と十一面観音像を安置する。
- 鐘楼 - 初代梵鐘は天和3年(1683年)に鋳造されたが、昭和17年(1942年)10月に金属類回収令により供出。現在の梵鐘は平成18年(2006年)に再鋳造された二代目である。
- 金毘羅堂 明治26年第51世快雄法印の時、当寺鎮守として金毘羅権現勧請
- 毘沙門天 平成30年第55世法印眞詮晋山の時、法道仙人ゆかりり毘沙門天を信貴山千手院より勧請される。
- 馬鳴堂 馬鳴菩薩を祀るお堂で地区は養蚕の守護として祀られる。現在では女性守護としてお詣りがある。
石建造物
編集- 大阿闍梨覚雲上人顕彰碑 - 享和3年(1803年)、四十六世祐海によって建立された中興の祖覚雲上人の顕彰碑。その人柄や事績が漢文で刻まれている。
- 宝篋印塔 - 享保8年(1723年)建立、刻字「一切如来心秘密全身舎利寶筺印陀羅尼塔請銀施入」
- 地蔵菩薩像 - 大正5年(1916年)建立
巡礼道
編集札所
編集- 但馬八十八所霊場第二十三番札所
ご詠歌:まようべき しるべにたのむ のりのみち てらよりほかに なにかもとめん
周辺
編集所在地
編集- 兵庫県朝来市和田山町法道寺280番地
交通アクセス
編集- 鉄道
- 道路
- 国道9号法道寺交差点を山側へ約800メートル
参考文献
編集- 『図説養父市城郭辞典』 - 養父市教育委員会、平成22年3月