江川隆男
江川 隆男(えがわ たかお、1958年1月8日 - )は、日本の哲学者。 専門は、ジル・ドゥルーズに関する研究を中心とする近現代哲学に関する研究、反道徳主義倫理学の研究。 東京都立大学助手、首都大学東京助教を経て、立教大学教授。学位は、博士(文学)(東京都立大学・2001年)。東京都出身。
生誕 |
1958年1月8日(66歳) 日本・東京都 |
---|---|
時代 | 21世紀の哲学 |
地域 | 日本哲学 |
学派 |
フランス現代思想、ドゥルーズ派 ポストモダン、スピノザ主義 |
研究分野 |
形而上学、認識論、存在論 倫理学 哲学史、思想史 |
経歴
編集著書
編集- 『存在と差異 - ドゥルーズの超越論的経験論』(知泉書館) 2003
- 『死の哲学』(河出書房新社) 2005
- 『超人の倫理 - 〈哲学すること〉入門』(河出書房新社) 2013
- 『アンチ・モラリア - 〈器官なき身体〉の哲学』(河出書房新社) 2014
- 『スピノザ『エチカ』講義 - 批判と創造の思考のために』(法政大学出版局) 2019
- 『すべてはつねに別のものである - 〈身体‐戦争機械〉論』(河出書房新社) 2019
- 『残酷と無能力』(月曜社) 2021
- 『内在性の問題』(月曜社) 2024
共著
編集- 『ニーチェ入門 - 悦ばしき哲学』(河出書房新社) 2010
- 『HAPAX vol.4 - 戦争と革命』(夜光社) 2015
- 『HAPAX vol.13 - パンデミック』(夜光社) 2020
論文
編集翻訳
編集- 『ベルクソン講義録〈3〉 - 近代哲学史講義・霊魂論講義』(アンリ・ベルクソン、合田正人共訳、法政大学出版局) 2000
- 『初期ストア哲学における非物体的なものの理論』(エミール・ブレイエ、月曜社) 2006
- 『場所の運命 - 哲学における隠された歴史』(エドワード・ケーシー、堂囿俊彦, 大崎晴美, 宮川弘美, 井原健一郎共訳、新曜社) 2008
- 『コンシアンスの系譜学』(エドワード・G・アンドリュー、樋口克己, 伊藤雅巳, 堂囿俊彦共訳、文化科学高等研究院出版局) 2017
ジル・ドゥルーズ
編集- 『狂人の二つの体制 1975 - 1982』(ジル・ドゥルーズ、共訳、河出書房新社) 2004
- 『狂人の二つの体制 1983 - 1995』(ジル・ドゥルーズ、共訳、河出書房新社) 2004
- 『ニーチェと哲学』(ジル・ドゥルーズ、河出書房新社) 2008
- 『対話』(ジル・ドゥルーズ, クレール・パルネ、増田靖彦共訳、河出書房新社) 2008、のち改題文庫化『ディアローグ - ドゥルーズの思想』(河出書房新社) 2011
脚注
編集外部リンク
編集- 江川 隆男 - 立教大学現代心理学部の教員紹介ページ
- 江川 隆男(エガワ タカオ) - 立教大学研究者情報のページ
- 江川 隆男 - researchmap