江崎英子
江崎 英子(えざき えいこ、1950年12月12日 - )は、福岡県久留米市出身の日本の女優、歌手。別芸名・江崎 由梨。
えざき えいこ 江崎 英子 | |
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別名義 | 江崎 由梨 (旧芸名) |
生年月日 | 1950年12月12日(74歳) |
出生地 | 日本 福岡県 久留米市 |
ジャンル | 女優、歌手 |
活動内容 | テレビ音楽番組、テレビドラマ、舞台 |
主な作品 | |
テレビ音楽番組『ステージ101』 テレビ時代劇『大江戸捜査網』 映画『ルパン三世 念力珍作戦』 | |
備考 | |
身長:165cm、体重:50kg、B80、W58、H88 (『平凡』1972年7月号) |
来歴・人物
編集宝塚音楽学校卒業。1960年代末に歌手としてデビュー。1969年に結成されたNHKのヤング101[1]に第一期生として加入して、NHK総合テレビジョンの音楽番組『ステージ101』に第一回(1970年1月10日)から出演[注釈 1][2]。江崎グリコに由来した「グリちゃん」の愛称で親しまれた[注釈 2][注釈 3]。
1973年4月1日にヤング101を卒業[注釈 4]した後は女優として活動し、テレビ東京系列の時代劇『大江戸捜査網』の不知火のお吉役、東宝映画『ルパン三世 念力珍作戦』の峰不二子役などで人気を博した。此の頃芸名を一時、江崎由梨に変えている。
その後は舞台女優やダンス教室の講師としても活躍した。2003年10月21日夜、22日昼、夜の計3回にわたってBunkamuraのシアターコクーンにて開かれたヤング101復活コンサート『ステージ101〜明日に架ける橋』に、ヤング101の元メンバー36名と共に出演した[注釈 5]。
主な出演
編集テレビ
編集音楽番組
編集ドラマ
編集- おれは男だ! 第14話「初恋にさらばと言おう!」(1971年6月6日、NTV / 松竹) - 今井洋子
- 花すぐき(1973年7月5日 - 9月13日、KTV / 宝塚映画)
- アイフル大作戦 第23話「純金のポンコツ自動車レース!」(1973年9月15日、TBS / 東映)
- 大江戸捜査網 第105話(第3シリーズ 第1話)「江戸の灯をたやすな!」〜 第263話(第158話)「隠密同心お吉 銃弾に泣く」(1973年9月22日 - 1976年9月25日、12ch /日活・三船プロ) - 不知火のお吉
- 夜明けの刑事 第70話「抱きつきスリ姉妹の殺意!」(1976年5月12日、TBS / 大映テレビ) - 長谷亜紀
- 江戸特捜指令 第15話「大魔術!火事で火が消えた」(1977年、MBS / 三船プロ)
- 特捜最前線 第52話「羽田発・犯罪専用便329!」(1978年3月29日、ANB / 東映)
- 白い巨塔 第2話・第3話(1978年6月、CX)
- 江戸の鷹 御用部屋犯科帖 第28話「秘境!斑尾八人の尼僧」(1978年7月18日、ANB / 三船プロ)
- 新幹線公安官 第2シリーズ 第21話「白昼の尾行」(1978年8月21日、ANB / 東映) - 飯岡のり子
- 破れ新九郎 第12話「血風!帰らざる街道」(1978年、ANB / 中村プロ) - おつや
- 柳生一族の陰謀 第13話「南海の女狐」(1978年12月26日、KTV / 東映) - お紺
- 野性の証明(1979年1月 - 3月、MBS / 東映)
- 必殺仕事人 第8話「仕事人が可愛い女を殺せるか?」(1979年7月6日、ABC / 松竹) - お種
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍(ANB / 東映)
- 第71話「日本一の名づけ親」(1979年) - お咲
- 第121話「花咲ける女武士道」(1980年) - 藤里
- 西遊記II 第16話「イカレた亭主の弟子入り志願」(1980年2月24日、NTV / 国際放映) - 愛蓮
- ミラクルガール 第6話「真夜中の怪電話」(1980年4月28日、12ch / 東映) - 神原貞子
- 鬼平犯科帳 第16話「火つけ船頭」(1980年7月15日) - おとき
- 雪姫隠密道中記 第23話「からくり喧嘩駕籠・小田原」(1980年9月6日、MBS / S.H.P) - お冴
- 火曜サスペンス劇場 乱れからくり ねじ屋敷連続殺人事件(1982年3月23日、NTV/円谷プロダクション) - ブティックのマダム
映画
編集
舞台
編集- 屋根の上のバイオリン弾き(1978年・1981年・1982年) - ツィアイテル 役
- ラ・マンチャの男(1979年・1980年) - アントニア 役
- アプローズ
脚注
編集出典
編集- ^ CD『GOLDEN☆BEST / ステージ101 ヤング青春の日々』(Sony Music House MHCL240-1)ライナーノーツ。
- ^ https://www.nhk.or.jp/archives/hakkutsu/news/detail189.html
注釈
編集- ^ 第三回(1970年1月24日)では、ソロでステージ101のオリジナルソングの一つである「夕べの祈り」(有馬三恵子作詞、中村八大作曲)を披露した。NHKアーカイブスにて視聴できる。
- ^ 1972年1月7日に発売されたアルバム『ステージ101 若い旅』(EXPRESS/東芝音楽工業、ETP-8151)では「好きなことは絶えず動いていること、裁縫。さみしがりやで夢はすてきな男性と気ままな旅に出かけることと、すてきなおばあちゃんになることである。」と紹介された。
- ^ 『平凡』1972年7月号では「趣味・特技は料理・裁縫・編み物。身長165cm、体重50kg、スリーサイズはB80、W58、H88」と紹介された。
- ^ 1974年3月31日の番組最終回にゲスト出演して、ヤング101の現役メンバーと共に「マイ・マイ・マイ」のコーラスに参加した。NHKアーカイブスにて視聴できる。
- ^ 22日夜のコンサートは、後日、BS2で放送された。江崎は「夕べの祈り」をソロで披露したほか、「Black Magic Woman」「Come Together」「In The Mood」の三曲でダンスを共演で披露した。
- ^ 一城みゆ希らと共にヤング101のメンバーとして出演。
参考文献
編集- 風間嵐、『ステージ101について』、2021年、CD『ステージ101 GO! / ヤング101』(CSレコード DQCL 3611-15)
- 土龍団+大池マリ、2001年、CD『ステージ101ベスト』(Ultra-vibe CDSOL-1043/44)