永遠の詩
「永遠の詩」 (とわのうた、The Song Remains the Same)は、イギリスのロックグループ、レッド・ツェッペリンの楽曲。1973年、彼らの第5作アルバム『聖なる館』のA面1曲目に収められて発表された。作詞作曲は、ジミー・ペイジとロバート・プラント。レコードでの演奏時間は約5分30秒。
「永遠の詩」 | ||||||||
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レッド・ツェッペリンの楽曲 | ||||||||
収録アルバム | 『聖なる館』 | |||||||
リリース | 1973年3月28日 | |||||||
録音 | 1972年 スターグローヴス | |||||||
ジャンル | ロック | |||||||
時間 | 5分29秒 | |||||||
レーベル | アトランティック・レコード | |||||||
作曲者 | ジミー・ペイジ ロバート・プラント | |||||||
プロデュース | ジミー・ペイジ | |||||||
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概要
編集最初は「The Overture」の仮題で、「レイン・ソング」への序曲(インスト曲)として作曲されていたが、プラントの提案によって歌がつけられ、現在の形が完成した。
曲はエレクトリック12弦ギター、エレクトリックギター、エレクトリックベース、ドラムスのアンサンブルによる速いテンポの序奏に始まり、一旦全休止した後、ゆったりとしたヴォーカルパートとなる。そこから再びテンポアップして、多様な素材の盛り込まれた、高揚感あるアンサンブルが繰り広げられる。
プラントの声が従来よりソフトでブライトな声質に聴こえるのは、編集段階でわずかにテープスピードが上げられているためである[1] 。
ステージ・パフォーマンス
編集『聖なる館』の発売に先立って、1972年の日本公演で初演。この時プラントは、曲名を「Zep」や「キャンペーン」と紹介していた。これ以降、1975年まで「レイン・ソング」とのメドレーの形で演奏された。1977年から1979年までは、彼らのコンサートの幕開けの曲として「シック・アゲイン」や「祭典の日」とのメドレーで演奏されたが、1980年のヨーロッパ・ツアーではレパートリーから外された。
海賊盤などでは、ジョン・ポール・ジョーンズとジョン・ボーナムのリズム隊が作り出す奇跡的グルーヴ感と言えるような、オリジナルよりも早いテンポでの演奏を確認できる。
レッド・ツェッペリン解散後は、2007年、O2アリーナでの再結成ギグにおいてコンサート中盤に演奏された。
「天国への階段」と並んで、ペイジがダブルネック・ギター(ギブソン・EDS-1275)を駆使する曲として有名である。
脚注
編集- ^ Dave Lewis (1994), The Complete Guide to the Music of Led Zeppelin, Omnibus Press, ISBN 0-7119-3528-9.
参考文献
編集- 『レッド・ツェッペリン全曲解説』デイヴ・ルイス著 福田美環子訳 シンコー・ミュージック刊