永尾 孝雄(ながお たかお、1950年2月24日 - 2015年10月3日)は、福岡県出身の法学者熊本県立大学大学院アドミニストレーション研究科教授。専門分野は、基礎法学。

人物

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福岡県久留米市出身[1]福岡県立福岡工業高等学校建築科卒業[1]西南学院大学在学中に受けた三島淑臣の授業に惹かれて、九州大学大学院法学研究科へ進学[1]。大学院では手島孝の指導を受ける[1]九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、1980年(昭和55年)熊本女子大学生活科学部専任講師[1]、熊本県立大学総合管理学部助教授を経て、1994年(平成6年)教授。2012年11月、厚生労働大臣表彰を受章[1]。2015年、熊本県立大学を退職[1]

1996年(平成8年)博士(法学)(九州大学)(学位論文「若きヘーゲルの近代自然法批判」)[1]

著書に『ヘーゲルの近代自然法学批判』、共著に『法律学フローチャート』、共編訳にアルトゥール・カウフマン『法・人格・正義』などがある。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 黄在南「永尾孝雄教授への献辞」『アドミニストレーション』第21巻第2号、熊本県立大学総合管理学会、2015年3月、1-3頁。