氷見 敦子(ひみ あつこ、1955年2月16日 - 1985年10月6日)は、日本の詩人

大阪府寝屋川市生まれ。フェリス女学院大学文学部英文学科卒業。同大学で講師だった詩人・中桐雅夫に師事。1980年代に入って、詩誌「時計店」(岩佐なを藤田栄史郎長岡弘志小方正法ほか)、「射撃祭」(高木秋尾近藤洋太秋元忍和田博文ほか)、「SCOPE」(野沢啓上久保正敏、近藤洋太、須永紀子山口眞理子ほか)に所属、詩やエッセイを発表する。1980年、荒川洋治が立ち上げた出版社・紫陽社から最初の詩集『石垣のある風景』を刊行。

悪性腫瘍に罹患し、1985年に30歳で死去[1]

著書

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詩集
  • 『石垣のある風景』紫陽社、1980年
  • 『水の人事』ワニ・プロダクション、1982年
  • 『パーティ』七月堂、1983年
  • 『柔らかい首の女』一風堂、1984年
  • 『氷見敦子詩集』思潮社、1986年
詩画集
  • 『異性の内側』あとりえ・のおと、1983年(銅版画:岩佐なを)
全集
  • 『氷見敦子全集』思潮社、1991年

脚注

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  1. ^ 『氷見敦子全集』のAmazon.comにおける「商品説明」による。