水府村

日本の茨城県久慈郡にあった村

水府村(すいふむら)は、茨城県久慈郡に置かれていたである。合併により現在は常陸太田市水府地区となっている。

すいふむら
水府村
竜神大吊橋
水府町旗
水府町旗
水府町章
水府町章
水府村旗 水府村章
廃止日 2004年12月1日
廃止理由 編入合併
水府村里美村金砂郷町常陸太田市
現在の自治体 常陸太田市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 茨城県
久慈郡
市町村コード 08362-3
面積 80.92 km2
総人口 5,971
推計人口、2004年11月1日)
隣接自治体 日立市常陸太田市久慈郡金砂郷町里美村大子町那珂郡山方町
村の木
村の花
村の鳥 メジロ
水府村役場
所在地 313-0213
茨城県久慈郡水府村大字町田163-1
座標 北緯36度37分27秒 東経140度28分53秒 / 北緯36.62417度 東経140.48142度 / 36.62417; 140.48142座標: 北緯36度37分27秒 東経140度28分53秒 / 北緯36.62417度 東経140.48142度 / 36.62417; 140.48142
水府村の県内位置図
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地理

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現在の常陸太田市の中部に位置し、村域は阿武隈高地の一部で山がちな地形。村内には久慈川の支流が流れる。

  • 山:男体山、白木山、高崎山、鍋足山、東金砂山、武生山、鷹取山、雷神山、要害山
  • 河川:山田川、染川、竜神川
  • 湖沼:竜神湖

村名の由来

  • 当地が水府葉タバコの産地であったことによる[1]。「水府葉」は江戸時代から旧水府村域を含む水戸藩領の北部地域で栽培されていたタバコの呼び名で、「水府」とは水戸の別名である。

隣接していた自治体

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歴史

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年表

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行政区域変遷

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変遷の年表

水府村村域の変遷(年表)
月日 旧水府村村域に関連する行政区域変遷
1889年(明治22年) 4月1日 町村制施行に伴い、以下の村がそれぞれ発足[2][1]
  • 河内村 ← 町屋村・西河内下村・西河内中村・西河内上村
  • 山田村 ← 東連地村・松平村・和田村・棚谷村・国安村
  • 染和田村 ← 和久村・町田村・西染村・中染村・東染村
  • 天下野村 ← 天下野村・上高倉村・下高倉村
1896年(明治29年) 5月28日 天下野村の一部(上高倉・下高倉)が分立し高倉村が発足。
1955年(昭和30年) 3月1日 山田村、染和田村、河内村の一部(西河内上)が合併し、水府村が発足。
1956年(昭和31年) 9月30日 水府村、天下野村、高倉村が合併し、水府村が発足。
2004年(平成16年) 12月1日 水府村は金砂郷町里美村とともに常陸太田市に編入され、消滅。

変遷表

水府村村域の変遷表
1868年
以前
明治22年
4月1日
明治22年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和64年 平成元年 - 現在 現在
東連地村 山田村 山田村 昭和30年3月1日
水府村
昭和31年9月30日
水府村
平成16年12月1日
常陸太田市に編入
常陸太田市
松平村
和田村
棚谷村
国安村
和久村 染和田村 染和田村
町田村
西染村
中染村
東染村
西河内上村 河内村
の一部
河内村の一部
天下野村 天下野村 天下野村 天下野村
上高倉村 明治29年5月28日
高倉村が分立
高倉村
下高倉村

姉妹都市

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地域

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教育

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中学校

  • 水府中学校

小学校

  • 水府小学校(校舎は旧染和田小学校:染和田小学校・北小学校が合併)
    • 水府村立北小学校(廃校/校舎は旧天下野小学校:高倉小学校と天下野小学校が合併)
    • 水府村立染和田小学校(現 水府小学校)
  • 山田小学校

幼稚園

  • 水府幼稚園

交通

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道路

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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脚注

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  1. ^ a b 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より
  2. ^ 水府村史編さん委員会編 『水府村史』、水府村、1971年より

関連項目

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外部リンク

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