水地宗明
来歴
編集1928年広島県呉市に生まれる。1953年京都大学文学部哲学科卒業。1958年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。田中美知太郎に師事[2]。松山商科大学教授等を経て、1973年より滋賀大学教授。同大学では経済学部長・大学院経済学研究科長を務め、名誉教授の称号を受ける。1994年に皇學館大学へ移り、1999年に退官。
年譜
編集著書
編集単著
編集- 『注解マルクス・アウレリウス「自省録」』(法律文化社、1990年)
- 『アリストテレス「デ・アニマ」注解』(晃洋書房、2002年)
- 『アリストテレスの神論 「形而上学ラムダ巻」注解』(晃洋書房、2004年)
監修
編集- 『ネオプラトニカ―新プラトン主義の影響史』(昭和堂、1998年)、※いずれも論考集
- 『ネオプラトニカ〈2〉―新プラトン主義の原型と水脈』(昭和堂、2000年)
- 『新プラトン主義を学ぶ人のために』(世界思想社、2014年)、山口義久・堀江聡共編
訳書
編集- ブレンターノ「道徳的認識の源泉について」、『世界の名著 51 ブレンターノ フッサール』(中央公論社、1970年)
- 『プラトン全集 2 クラテュロス・テアイテトス』(岩波書店、1974年)、後者は田中美知太郎訳
- ポルピュリオス「イサゴーゲー」、『続世界の名著 2 プロティノス ポルピュリオス プロクロス』(中央公論社、1976年)
- 『プロティノス全集』(全4巻・別巻1、中央公論社、1986年 - 1988年)、共訳
- マルクス・アウレリウス『自省録』(京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、1998年)
- ポルビュリオス『ピタゴラスの生涯』(晃洋書房、2007年)
- プロティノス『エネアデス〈抄〉Ⅰ・Ⅱ』(田之頭安彦ほか共訳、中央公論新社〈中公クラシックス〉、2007年)
- イアンブリコス『ピタゴラス的生き方』(京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、2011年)
関連項目
編集脚注
編集- ^ 『著作権台帳』
- ^ a b 西洋古典叢書編集者. “https://twitter.com/deipnosophistai/status/1531841548723564544”. Twitter. 2022年6月4日閲覧。