気象台記念公園

千葉県我孫子市にある公園

気象台記念公園(きしょうだいきねんこうえん)は、千葉県我孫子市にある公園である。旧中央気象台布佐出張所跡地に、2001年に開園した。

気象台記念公園
公園入口
気象台記念公園の位置(千葉県内)
気象台記念公園
所在地
千葉県我孫子市新木野二丁目
座標 北緯35度51分51秒 東経140度6分42秒 / 北緯35.86417度 東経140.11167度 / 35.86417; 140.11167座標: 北緯35度51分51秒 東経140度6分42秒 / 北緯35.86417度 東経140.11167度 / 35.86417; 140.11167
前身 気象送信所
開園 2001年
運営者 我孫子市
駐車場 あり
バリアフリー オストメイト対応トイレあり
アクセス JR成田線新木駅から徒歩5分
公式サイト 公式ウェブサイト
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歴史

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1934年に大きな被害を出した室戸台風を機に、気象通信網整備の機運が高まる。中央気象台[注釈 1]の台長であった岡田武松は、自身の出身地である東葛飾郡布佐町[注釈 2]と交渉し、利根川手賀川に挟まれた台地上の土地の寄付を受けた。1938年6月19日に中央気象台布佐出張所開設。付近に高い建物のない観測好適地で、ラジオゾンデによる高層気象観測が行われた[1]。1941年に高層気象観測業務が終了し、離島や岬角測候所との連絡用無線施設の役割を担う気象送信所となった[2]

衛星通信の発達により気象送信所は役割を終え、1999年に廃止された。跡地は我孫子市により、2001年に気象台記念公園として整備された[1]

設備

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外周部などにヒバアカマツサクラが植栽され、オストメイト対応のトイレがあるほかは大きな遊具などは設けられず、広大な芝生の原っぱでのびのびと遊ぶことのできる空間となっている。国道356号に面して駐車場が設けられている[3]。敷地の一角にはアメダス我孫子観測所が設けられ、気象観測業務を行っている[4]

脚注

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注釈

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  1. ^ 1956年より気象庁
  2. ^ 1955年に我孫子町、湖北村と合併して新設の我孫子町となる。1970年の市制施行以降は我孫子市

出典

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  1. ^ a b 気象台記念公園の由来について” (PDF). 我孫子市役所 (2022年). 2022年11月10日閲覧。
  2. ^ ぶらり我孫子散策84 気象送信所」(PDF)『広報あびこ』第1472巻、我孫子市役所、2019年3月1日、8頁、2022年11月10日閲覧 
  3. ^ a b 気象台記念公園”. 我孫子市役所 都市部 公園緑地課 (2015年7月1日). 2022年11月10日閲覧。
  4. ^ 我孫子のアメダス日本気象協会

外部リンク

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