毎度ゴメンなさぁい
『毎度ゴメンなさぁい』(まいどゴメンなさぁい)は、1994年7月5日から同年9月20日まで、TBS系列で放送されていたテレビドラマである。保阪尚輝、松雪泰子主演の人情ホームコメディ。放送時間は、毎週火曜21:00 - 21:54(JST)。全12話。
2024年現在、VHS化、DVD化、ネット配信化共にされていない。
反町隆史の俳優デビュー作である。
あらすじ
編集緑区郊外。ある新築の一軒家に沢野4姉妹の次女・三女・四女の3人が引っ越してきた。新生活への期待もつかの間、新築の家にあちこち不具合が生じた。次女の沢野桜は、怒りの矛先を施工主の高田工務店に向ける。しかも偶然にも、その高田工務店は沢野家の隣だった。かくして、沢野家と高田家との果て無きご近所バトルが始まった。
登場人物
編集- 沢野桜(沢野家の次女):松雪泰子
- 大竹建設の受付嬢。一也はいつも桜のことを『クソ女』と悪口で叫んでいる。
- 高田一也(高田家の長男):保阪尚輝
- 高田工務店の二代目。母親の失踪・父親の死後、2人の弟と店を守り続けている。
- 桜はいつも一也のことを『バカ男』と悪口で叫んでいる。
- 伊丹鈴蘭(沢野家の長女):森川由加里
- 頻繁に旦那と喧嘩しては実家に戻ってくる。桜と姉妹喧嘩が絶えない。
- 高田裕二(高田家の次男):反町隆史
- 一也の仕事を手伝うべく、入学した大学を勝手に退学してしまう。
- 里中洋輔:村上淳
- 高田家の居候。裕二と対立。
- 沢野百合(沢野家の三女):笹峰愛
- 高校生。裕二のワイルドでカッコ良いところに惹かれる。
- 沢野あやめ(沢野家の四女):雛形あきこ
- 中学生。一也に胸の大きさをからかわれる。
- 一也からは「おっぱい姉ちゃん」と呼ばれている。
- 高田三夫(高田家の三男):北原雅樹
- お笑い漫才師を目指して猛特訓中。
- 鶴岡五郎(三夫の親友):渡辺慶
- 三夫の相方で親友。高田家にいつも出入りしている。
- 木村静:坂上香織
- 一也が常連のパブのママ。
- 伊丹正(鈴蘭の旦那):冨家規政
- 鈴蘭の尻に敷かれる弱い夫。
- 伊丹勇(鈴蘭の息子):いしいすぐる
- 鈴蘭に似ずにおとなしい性格。叔母の桜を慕う。
- 里中忠之(大竹建設専務・洋輔の父):平泉成
- 一也の父の代から、高田工務店を気にかけてきた。
- 沢野茂(沢野家の父):中村泰士
- 妻に先立たれた。新築の家を買ったものの、直後に海外へ単身赴任。
- 斉藤萌美:はばのはるこ
- 桜の同僚で大竹建設の受付嬢。
ゲスト
編集主題歌
編集スタッフ
編集サブタイトル
編集- 文通
- 覆面
- 手錠
- 霊能者
- くじ引き旅行
- 仲人役
- ホームステイにやってくる
- 本当の母親
主演女優トレードに伴う松雪泰子の起用
編集- 当初、沢野桜役には常盤貴子を起用することになっており、一方松雪は同時期に金曜21時枠で放送されるドラマ(後に「カミング・ホーム」と命名)で主人公・城田真由美役を演じる予定で、制作決定時にはそのように発表されていた。
- ところが常盤は火曜21時枠の次番組「私の運命」にも出演が決まっていたため、出演者のバランス調整の観点から制作開始直前になって常盤と松雪の配役が交換されることになり、結局桜役は松雪が演じることになった。
- この結果、当時交際が噂されていた保坂尚輝と松雪が同じドラマで共演することになってしまい、芸能関係者を大きく騒がせる結果になった。
関連項目
編集- 毎度おジャマしまぁす(次作)
- 毎度おさわがせします(本作の源流となった作品)
以下は本作同様四姉妹ものの作品。
- 若草物語
- 細雪
- 阿修羅のごとく
- ぴあの(NHK連続テレビ小説) - ちょうど放映時期が重複していた。
- クニさんちの魔女たち(テレビ朝日のドラマ) - 時期は重複しなかったが、本作と同年に放映。
- 半熟卵(フジテレビのドラマ) - 同上。
- ポッキー四姉妹物語(江崎グリコのCM) - 本作とほぼ同時期にCM放映され、後に映画化。
- てるてる家族(2003年度下期のNHK連続テレビ小説)
- 華和家の四姉妹
TBS系 火曜21時台 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
毎度ゴメンなさぁい
|