歩兵第66連隊(ほへいだい66れんたい、歩兵第六十六聯隊)は、大日本帝国陸軍連隊のひとつ。

歩兵第66連隊
旧第六十六歩兵連隊倉庫
創設 1908年
廃止 1925年
再編成 1937年
廃止 1945年
所属政体 日本の旗 日本
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 連隊
兵科 歩兵
所在地 宇都宮
通称号/略称 基2802
上級単位 第14師団 / 第114師団 - 第51師団
最終位置 ニューギニア島東部
戦歴 日中 - 第二次世界大戦
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本連隊の厨房関係施設の一部が栃木県立宇都宮中央女子高等学校の敷地内に残っており、現在も倉庫として利用されている[1]。倉庫は2000年平成12年)に「宇都宮中央女子高校赤レンガ倉庫(旧第六十六歩兵連隊倉庫)」として国の登録有形文化財に登録された。

沿革

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5月8日 - 軍旗拝受
10月 - 動員下令、特設第114師団隷下となる
11月10日 - 杭州湾金山衛に上陸、南京攻略戦に参加
  • 1938年(昭和13年)5月 - 徐州会戦に参加
  • 1939年(昭和14年)8月 - 帰還、復員
  • 1940年(昭和15年)8月 - 軍制改革で、新設.第51師団に編成
  • 1941年(昭和16年)
8月 - 広東付近にて警備に就く
12月 - 第23軍隷下に編入された、本連隊基幹の荒木支隊(支隊長:連隊長荒木勝利大佐)が香港の戦いに参加
4月 - ラエに到着
6月 - 豪軍と激戦を繰り広げる
8月ごろ - キアリに到着、各師団の残存者をウエワクに集結、アイタペ、ホランジアでも絶望的な戦いとなる
8月 - 終戦

歴代連隊長

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歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐
氏名 在任期間 備考
第一次
1 及川恒昌 1907.10.22 - 1909.11.30
2 依田昌兮 1909.11.30 - 1910.11.30
3 秀島七郎 1910.11.30 - 1912.9.28
4 佐藤房隆 1912.9.28 - 1916.11.15
5 高田豊樹 1916.11.15 -
6 貴志弥次郎 1918.3.9 -
7 大橋博吉 1919.7.25 -
8 小川永行 1922.2.8 -
9 国分習也 1924.2.4 - 1925.5.1
第二次
1 山田常太 1937.10.12 - 中佐
2 岡村勝実 1938.7.15 -
3 水上源蔵 1939.6.1 - 1939.9.8復員
第三次
1 伊藤忍 1940.9.7 -
2 荒木勝利 1941.7.28 -
遠藤房俊 1944.9.9 -

脚注

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参考文献

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  • 『日本陸軍連隊総覧 歩兵編(別冊歴史読本)』新人物往来社、1990年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 官報

関連項目

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