武夷山市
中華人民共和国の福建省南平市に位置する県級市
武夷山市(ぶいざん-し)は中華人民共和国福建省南平市に位置する県級市。革命老区(共産革命時に拠点となった地域)の一つ。
中華人民共和国 福建省 武夷山市 | |
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武夷山・九曲渓と玉女峰 | |
旧称:崇安 | |
中心座標 北緯27度46分0秒 東経118度2分0秒 / 北緯27.76667度 東経118.03333度 | |
簡体字 | 武夷山 |
繁体字 | 武夷山 |
拼音 | Wúyìshān |
カタカナ転写 | ウーイーシャン |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 福建 |
地級市 | 南平市 |
行政級別 | 県級市 |
面積 | |
総面積 | 2,942 km² |
人口 | |
総人口(2005年) | 22.3679 万人 |
経済 | |
電話番号 | |
市樹 | 樟 |
市花 | 武夷蘭 |
公式ウェブサイト: http://www.wys.gov.cn/ |
地理
編集年間平均気温は17℃、降水量1881mmである。
歴史
編集五代南唐の時代は「崇山峻嶺、安楽祥和」に由来し崇安と称されていた。宋代に崇安県が設けられ中華人民共和国まで名称が踏襲された。1989年に県級市に昇格し武夷山市が成立した。
経済
編集農業が中心の経済構造であり茶葉以外に、水稲、柑橘類、スイカ等の生産が盛んである。それ以外には石炭採掘、林業なども発達している。
特産品
編集大紅袍(Da Hong Pao tea)を代表とする武夷岩茶が特産品であり、中国原産地域産品として国家保護を受けている。
行政区画
編集下部に3街道、3鎮、4郷を管轄する。
- 街道
- 崇安街道、新豊街道、武夷街道
- 鎮
- 星村鎮、興田鎮、五夫鎮
- 郷
- 上梅郷、呉屯郷、嵐谷郷、洋荘郷
交通
編集航空
編集鉄道
編集道路
編集文化と観光
編集武夷山は中国の著名な観光地で、「奇秀甲南東」(甲南東の奇観)とも呼ばれる。市の南境付近には、漢代に存在した閩越国(前333年から前110年頃の国、途中秦により行政区分上、閩中郡とされていたこともある)の古城があり、中国の国重要文化財に指定されている。
人物
編集宋代の儒家朱熹(朱子)がここに30数年在住し、紫陽書院を創立した。