武久堅
武久 堅(たけひさ つよし、1936年(昭和11年)7月27日 - )は、国文学者、関西学院大学名誉教授。兵庫県武庫郡(現芦屋市)生まれ。1944年強制疎開で奈良県へ転居。奈良県立五條高等学校卒、1960年関西学院大学文学部日本文学科卒、1965年同大学院文学研究科博士課程満期退学。1990年「平家物語成立過程考」で関西学院大学文学博士。1962年関西学院大学助手、67年広島女学院大学専任講師、72年助教授、81年教授、1986年関西学院大学文学部日本文学科教授。2005年定年退任、名誉教授。
著書
編集- 『平家物語成立過程考』桜楓社、1986
- 『平家物語の全体像』和泉書院 和泉選書、1996
- 『平家物語発生考』おうふう、1999
- 『平家物語は何を語るか 平家物語の全体像 part 2』和泉書院 和泉選書、2010
- 『平家物語・木曾義仲の光芒』世界思想社、2012
編纂・監修
編集参考
編集- 辻本恭子, 中村理絵, 平泉佐由子, 宮川裕隆, 山口安世, 山中美佳, 武久堅『保元物語六本対観表』和泉書院〈研究叢書 ; 318〉、2004年。ISBN 4-7576-0275-8。国立国会図書館書誌ID:000007546877。
- 「武久堅教授・略歴と業績」『日本文藝研究』第56巻第4号、関西学院大学日本文学会、2005年3月、193-218頁、CRID 1520853834212985472、hdl:10236/10210、ISSN 02869136。