櫛羅
日本の奈良県御所市の大字
櫛羅(くじら)は、奈良県御所市の大字。郵便番号は639-2312[2]。本項ではかつて同区域に存在した櫛羅村(くじらむら)についても記す。
櫛羅 | |
---|---|
近鉄葛城索道線の全景(2007年) | |
北緯34度27分37秒 東経135度42分16秒 / 北緯34.46028度 東経135.70444度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 奈良県 |
市町村 | 御所市 |
人口 | |
• 合計 | 914人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
639-2312[2] |
市外局番 | 0745[3] |
ナンバープレート | 奈良 |
地理
編集御所市の北西端の東西に長い地域にあたり、南で楢原、東で元町・東松本・柳田町・三室、北で小林および葛城市脇田・梅室・寺口、西で大阪府南河内郡千早赤阪村水分および同郡河南町平石に隣接する。西端に大和葛城山がそびえ、頂上付近と東麓との間を近鉄葛城索道線が結んでいる。
河川
編集- 柳田川
- 元町川
山岳
編集歴史
編集くじらむら 櫛羅村 | |
---|---|
廃止日 | 1915年1月1日 |
廃止理由 |
新設合併 櫛羅村、東松本村、竹田村、鎌田村、小林村、楢原村、三室村、西松本村 → 大正村 |
現在の自治体 | 御所市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 奈良県 |
郡 | 南葛城郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
隣接自治体 |
奈良県 南葛城郡東松本村、小林村、楢原村、三室村、忍海村 大阪府 南河内郡赤阪村、白木村 |
櫛羅村役場 | |
所在地 | 奈良県南葛城郡櫛羅村 |
ウィキプロジェクト |
- 幕末 - 「旧高旧領取調帳」の記載によると、櫛羅藩領であった。
- 明治4年7月14日
- 1876年(明治9年)4月18日 - 第2次府県統合により堺県の管轄となる。
- 1881年(明治14年)2月7日 - 大阪府の管轄となる。
- 1887年(明治20年)11月4日 - 奈良県(第2次)の管轄となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、近世以来の葛上郡櫛羅村が単独で自治体を形成。東松本村・竹田村・鎌田村・小林村・楢原村・三室村・西松本村と櫛羅村外七ヶ村組合村を結成。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 櫛羅村の所属郡が南葛城郡に変更。
- 1915年(大正4年)1月1日 - 櫛羅村外七ヶ村組合村の7村が合併して大正村が発足。同村の大字となり、櫛羅村廃止。
- 1958年(昭和33年)3月31日 - 大正村が御所町・葛村・葛上村と合併して御所市が発足。同市の大字となる。
世帯数と人口
編集2020年(令和2年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
櫛羅 | 409世帯 | 914人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 御所市立大正小学校 | 御所市立大正中学校 |
交通
編集鉄道
編集- 近鉄葛城索道線
- 葛城登山口駅 - 葛城山上駅
バス
編集道路
編集施設
編集- 御所大正郵便局
- 御所市立大正小学校
- 御所市立大正幼稚園
- 御所市老人福祉センター
- 浄土寺
- 専念寺
- 十住寺
- 鴨山口神社
- 葛城天剣神社
- 葛城天神社
- 葛城高原ロッジ
- 葛城高原キャンプ場
脚注
編集参考文献
編集- 角川日本地名大辞典 29 奈良県
- 旧高旧領取調帳データベース