橋本満明
日本のCGアニメーター
経歴
編集幼少時から合成が好きであり、当時は『ウルトラマン』と『帰ってきたウルトラマン』を見て、前者(科学特捜隊のスーパーガン)が光線銃だったのに対して後者(MATのマットガン)が火薬になっていたことに、「合成が減った」と憤っていたという[1]。
1981年には阿佐ヶ谷美術専門学校を卒業し[2]、フリーランスのアニメーターとして活躍しながら同校の映像研究室の助手[3]を1984年から1986年まで務め、後輩の寺田克也と山崎貴に面倒見の良さで慕われる[2]。その後、コマーシャルなどの放電アニメの制作を経て、仲間と一緒に1988年の『未来忍者 慶雲機忍外伝』の立ち上げに関わる[1]。
デン・フィルム・エフェクト(1984年5月 - 7月)やオフィス・カスタネット(1999年 - 2001年)に所属していた時期もあり、その後はライトハウスに所属している[2]。
作成作品一覧
編集映画
編集- ガンヘッド(1989年) - エフェクトアニメーション
- ゴジラシリーズ
- ゴジラvsビオランテ(1989年) - エフェクトアニメーション
- ゴジラvsキングギドラ(1991年) - エフェクトアニメーション
- ゴジラvsモスラ(1992年) - エフェクトアニメーション
- ゴジラvsメカゴジラ(1993年) - エフェクトアニメーション
- GODZILLA(1998年) - ポスターイラスト
- ゴジラ FINAL WARS(2004年) - プロダクション・スーパーパイザー
- 仮面ライダーシリーズ - アニメーション エフェクト
- ヤマトタケル(1994年) - エフェクトアニメーション
- ガメラシリーズ - ポスターイラスト
- ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年)
- ガメラ2 レギオン襲来(1996年)
- モスラ(1996年) - ポスターイラスト
- 御法度(1999年) - 視覚効果
- 犬神家の一族(2006年) - 視覚効果
参考文献
編集- 『動画王 Vol.6 巨大怪獣特集 怪獣に関わった男たちの証言集』キネマ旬報、1998年。ISBN 4-87376-503-X。
みんなのうた
編集- ◆は5分間1曲枠の楽曲。
- 1.空のコーラス / メニーナス・ド・ブラジル(1998年4月・5月放送)◆
- 2.世界はメロディー / 室井滋(1999年10月・11月放送)
出典
編集- ^ a b vol.11 視覚効果・合成 橋本満明さん / 光学太郎さん - 日活
- ^ a b c 橋本 満明 - Facebook
- ^ 寺田克也 × 山崎貴 対談 - 阿佐ヶ谷美術専門学校