横浜金沢ハイテクセンター
横浜金沢ハイテクセンター(よこはまかなざわハイテクセンター)は、横浜市金沢区にある施設。21世紀におけるイノベーションの創造と発信、および新産業の集積をめざし、1994年2月にオープンした。
構成
編集テクノタワーが入る一般棟(地上22階、地下1階)と横浜市工業技術支援センターなどが入る公共棟(地上6階、地下1階)からなる[1][2]。横浜市金沢産業振興センター、金沢工業団地、金沢流通団地が隣接している。
一般棟
編集高さ約100メートルの建物で宿泊施設「横浜テクノタワーホテル」と賃貸オフィスが入る[1][2]。
住友生命保険の研修施設やその他企業のオフィス、R&D対応オフィス、レストラン、コンビニエンスストア等が入居している。
公共棟
編集横浜市工業技術支援センターとテクノコア(横浜企業経営支援財団が運営)が入る[2]。
このうち横浜市工業技術支援センターは市内企業の技術支援機関(公的試験研究機関)で、技術交流や技術指導、製品開発や試験の支援を行ってきた[2]。しかし、保有機器の老朽化や一般化が進み、先端技術等に対応できなくなっており、横浜市工業技術支援センターは2023年度末で廃止する方針である[3]。
テクノコアは、創業期の企業活動支援や企業等の新分野進出支援や、大学との共同研究等の実施を目的とし、R&Dスタートアップラボラトリー、産学共同研究ラボラトリー、研究開発支援ラボラトリー、技術相談室、資料室、展示室、特別会議室、会議室、交流サロン等が設置されている。
売却へ
編集2023年9月13日、横浜市は、オフィス部分の需要が低く、赤字が続く見込みであることから、横浜金沢ハイテクセンター全体を一括して2023年度中に売却する意向を明らかにしている[4]。
所在地
編集〒236-0004 横浜市金沢区福浦一丁目1番地1[2]