横手北スマートインターチェンジ
秋田県横手市にある秋田自動車道のスマートインターチェンジ
横手北スマートインターチェンジ(よこてきたスマートインターチェンジ)は、秋田県横手市にある秋田自動車道のスマートインターチェンジである。本線直結型であり[1][2]、利用可能車種はETC搭載の全車種で24時間運用[3]。上下線ともに出入可である[3]
横手北スマートインターチェンジ | |
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所属路線 | E46 秋田自動車道 |
IC番号 | 3-1 |
本線標識の表記 | 横手北 横手 |
起点からの距離 | 57.1 km(北上JCT起点) |
◄横手IC (6.5 km) (11.8 km) 大森PA► | |
接続する一般道 | 秋田県道29号横手大森大内線 |
供用開始日 | 2019年(令和元年)8月4日 |
所在地 |
〒013-0065 秋田県横手市猪岡字竜ノ末 |
なお本稿では、併設する高速バス停留所・横手北インターバスストップ(よこてきたインターバスストップ)についても記述する。
概要
編集秋田自動車道の横手インターチェンジと大曲インターチェンジの間、横手市猪岡に位置し、2017年6月10日に着工[4]、2019年8月4日に供用を開始した[3]。秋田県内のスマートインターチェンジでは西仙北に次ぐ2箇所目の設置となった。
主要地方道である秋田県道29号横手大森大内線と接続し、大雄地域や大森地域を始めとする横手市北西部から高速道路への相互アクセス時間の短縮、近年増加している大仙市から平鹿総合病院(県南唯一の救命救急センター)への救急搬送時間を短縮する効果などがあるとして、整備が進められた[5]。
総事業費は約33億円で、横手市内で10分以内に高速道路が利用可能な地域は、本スマートインターの開業により、5割から6割に増えた[5]。
道路
編集- E46 秋田自動車道(3-1番)
接続する道路
編集- 横手市道横手北スマートインター線[6]
- 秋田県道29号横手大森大内線(間接接続)
沿革
編集当初は、2019年(令和元年)3月頃の供用開始を予定していたが、2017年(平成29年)7月に接続道路の工事のため地盤を掘削したところ、想定を上回る量の地下水が浸出。地下水の侵入を防ぐための対策工事が必要となり、予定の5ヶ月遅れほどで供用を開始することとなった[7]。
周辺
編集- ローソン 横手赤川店
- 旭保育園
横手北インターバスストップ
編集営業上のバス停名は横手北インター。高速バス利用者用のパークアンドライド駐車場が設置されている。[13]
停車路線
編集- 湯沢・横手 - 秋田(運行会社:羽後交通・秋田中央交通)
- 秋田方面は乗車のみ。湯沢方面は降車のみ。
隣
編集脚注
編集- ^ スマートインターチェンジ一覧表 (PDF) - 国土交通省
- ^ ETC車専用スマートIC、横手市に新設 18年度完成目指す 秋田魁新報社 2014年7月25日付
- ^ a b c d “E46秋田自動車道『横手北スマートインターチェンジ』が令和元年8月4日(日)15時に開通します” (PDF). 横手市・東日本高速道路株式会社 (2019年7月23日). 2024年3月13日閲覧。
- ^ a b “<秋田道> 横手北スマートIC着工”. 河北新報. (2017年6月11日) 2022年10月3日閲覧。(ウェブアーカイブ)
- ^ a b “横手北スマートインターチェンジの整備”. 横手市 (2021年10月14日). 2021年9月28日閲覧。
- ^ 東北横断自動車道 釜石秋田線(横手北スマートIC)に関する 工事の内容 東日本高速道路株式会社
- ^ “地下水が大量浸出、横手北スマートICの完成遅れる”. 秋田魁新報. (2019年3月6日) 2022年10月3日閲覧。(ウェブアーカイブ)
- ^ 秋田自動車道「(仮称)横手北スマートインターチェンジ」 連結許可書の伝達式を開催します 国土交通省東北地方整備局 2014年8月19日付
- ^ 横手北スマートIC、市に連結許可 新たに市道整備へ 秋田魁新報社 2014年8月23日付(ウェブアーカイブ)
- ^ “横手北スマートIC地区協議会”. 横手市 (2022年4月13日). 2022年10月3日閲覧。
- ^ “横手北スマートIC、工事の安全祈願 秋田道・横手―大曲間”. 秋田魁新報 (2017年6月11日). 2017年6月11日閲覧。
- ^ “横手北スマートインターチェンジ利用台数50万台達成”. 横手市 (2021年9月28日). 2021年9月28日閲覧。
- ^ 高速湯沢秋田線の運行経路変更について(羽後交通 2019年11月19日、2019年12月19日閲覧)