樋口 虎若(ひぐち とらわか、明治5年11月10日[1](1872年12月10日) – 1958年(昭和33年)6月4日[2])は、日本の医師。愛媛県宇和島市長。
愛媛県北宇和郡吉田町(現在の宇和島市)に吉田藩士の子として生まれた[1][2]。1894年(明治27年)、第三高等中学校医学部を卒業し、翌年に陸軍三等軍医となった[1]。一等軍医に昇進するが、辞して1900年(明治33年)に宇和島に耳鼻咽喉科医院を開業した[1]。また宇和島市会議員、北宇和郡会議員、同副議長などを歴任した[2]。
1938年(昭和13年)に宇和島市長に就任したが、翌年5月政党の対立抗争を嫌って退任した[2]。