榛色
榛色(はしばみいろ)は、ヘーゼルナッツの色に由来する色の名。くすんだ赤みの黄色。または黄色がかった薄茶色。
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16進表記 | #bfa46f |
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RGB | (191, 164, 111) |
CMYK | (0, 14, 42, 25) |
HSV | (40°, 41%, 75%) |
マンセル値 | - |
表示されている色は一例です |
シェークスピアが『ロミオとジュリエット』の中で hazel eyes という表現を用いた[1]ことを嚆矢として、英語圏ではある種の瞳の色を指して hazel と呼ぶことが行われてきた[2]。 hazel とは元来、樹木の一種である榛(はしばみ)を指す単語であり、ヨーロッパでは古くから食料として親しまれてきたセイヨウハシバミの果実であるヘーゼルナッツ(hazelnut)の表皮の色を指して、色彩表現としたものである。
また hazel brown という呼び方も一般に行われ、その訳語として日本語では「榛色」の名が用いられるようになった[3]。文学表現などでたびたび用いられてきた hazel eyes の表現については、「榛色の瞳」と訳すことが一般的に定着している。
JIS慣用色名には含まれていない。
近似色
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ Thou wilt quarrel with a man for cracking nuts, having no other reason but because thou hast hazel eyes という台詞がある(3幕1場; マキューシオ)
- ^ Online Etymology Dictionary
- ^ 『Color Guide International 国際版色の手帖』 38ページ / 1988年 小学館