極楽寺駅

神奈川県鎌倉市極楽寺にある江ノ島電鉄の駅

極楽寺駅(ごくらくじえき)は、神奈川県鎌倉市極楽寺三丁目にある、江ノ島電鉄駅番号EN11

極楽寺駅
リニューアル工事竣工後の旧駅舎
(2019年5月)
ごくらくじ
Gokurakuji
EN10 稲村ヶ崎 (0.8 km)
(0.7 km) 長谷 EN12
地図
所在地 神奈川県鎌倉市極楽寺三丁目7-4
北緯35度18分33.2秒 東経139度31分43.4秒 / 北緯35.309222度 東経139.528722度 / 35.309222; 139.528722 (極楽寺駅)座標: 北緯35度18分33.2秒 東経139度31分43.4秒 / 北緯35.309222度 東経139.528722度 / 35.309222; 139.528722 (極楽寺駅)
駅番号 EN11
所属事業者 江ノ島電鉄
所属路線 江ノ島電鉄線
キロ程 7.6 km(藤沢起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
1,764人/日
-2019年-
開業年月日 1904年明治37年)4月1日
備考 無人駅(自動券売機 有)
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歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅で、無人駅である。駅舎は二棟あり、旧駅舎はかなり古い木造形式で、1999年10月に関東の駅百選に選ばれた。2019年1月の新駅舎供用開始後はモニュメントとして活用されている一方で、引き続きPASMOSuica用の簡易改札機とタッチ決済・QRコード決済リーダー機が設置されており、改札口としての機能は維持されている[5][6]。2019年1月供用開始の新駅舎も木造建築で、券売機や窓口業務機能が移設されたほか、男女別トイレと多機能トイレも新設された[5][6]。その他、駐輪場の拡張や駅前広場の整備も行われた[6]。広場の石畳は、かつて鵠沼駅前で使用されていた石畳の再活用である[6]。更にその石畳は、過去に江ノ島腰越間併用軌道に使われていた大理石である。

駅近くには極楽寺検車区があり、当駅で列車の解放・増結、車両交換を頻繁に行うため、ホームの有効長は約85m(約6両分)ある。

当駅は、稲村ヶ崎 - 長谷間の一閉そく区間にある中間駅ではあるが、構内にある車両基地からの出入庫線を構えているため、上下線ともに入換信号機場内信号機(上り本線、下り第一・下り第二)、誘導信号機、出発信号機が建植されている。通常時は、自動進路制御装置ARCによって、稲村ヶ崎 - 長谷間の進路が開通するようになっているが、先述の車両交換や増解結時の出入庫時、および出発信号機異常の場合は、同区間を稲村ヶ崎 - 極楽寺間と極楽寺 - 長谷間に閉そく区間を二分割し、運転・構内入換が実施される。そのため、他の中間駅と違い、運転取扱いのための装置・機器が装備・配置されている。但し、運転取扱の駅係員は配置されず、専ら、乗務員とCTC司令員の遠隔操作による運転取扱である。

利用状況

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2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員1,764人であり[8]、江ノ電全15駅中13位。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[9]
年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
出典
1995年(平成07年) 662 [* 1]
1998年(平成10年) 596 [* 2]
1999年(平成11年) 594 [* 3]
2000年(平成12年) 583 [* 3]
2001年(平成13年) 577 [* 4]
2002年(平成14年) 599 [* 5]
2003年(平成15年) 568 [* 6]
2004年(平成16年) 586 [* 7]
2005年(平成17年) 583 [* 8]
2006年(平成18年) 621 [* 9]
2007年(平成19年) 462 [* 10]
2008年(平成20年) 1,859 427 [* 11]
2009年(平成21年) 410 [* 12]
2010年(平成22年) 380 [* 13]
2011年(平成23年) 1,593 373 [* 14]
2012年(平成24年) 2,102 1,050 [* 15]
2013年(平成25年) 2,100 1,076 [* 16]
2014年(平成26年) 2,223 1,134 [* 17]
2015年(平成27年) 2,292 1,173 [* 18]
2016年(平成28年) 2,355 1,207 [* 19]
2017年(平成29年) 1,890 924 [* 20]
2018年(平成30年) 1,878 922 [* 21]
2019年(令和元年) 1,764

駅周辺

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駅近くには駅名の由来である極楽寺や、成就院があり、観光客の利用も多い。

極楽寺駅を舞台とした作品

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隣の駅

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江ノ島電鉄
  江ノ島電鉄線
稲村ヶ崎駅 (EN10) - 極楽寺駅 (EN11) - 長谷駅 (EN12)

脚注

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出典

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  1. ^ a b (監修)「鉄道の日」関東実行委員会『駅の旅物語 関東の駅百選』(初版)人文社、2000年10月14日、100 - 101・228頁頁。ISBN 4795912807 
  2. ^ “【動画】江ノ島電鉄極楽寺駅で土砂崩れ、水道管破裂で 一部運転見合わせ/鎌倉”. 神奈川新聞社 (2013年1月1日). 2013年9月15日閲覧。
  3. ^ 土木学会関東支部 悠悠・土木 / 土木遺産 / 江ノ島電鉄”. www.jsce.or.jp. 2022年6月9日閲覧。
  4. ^ 鉄道施設情報 - 土木遺産認定 銘板の設置について”. 江ノ島電鉄株式会社. 2022年6月9日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 江ノ電極楽寺駅リニューアル 旧駅舎はモニュメントとして保存へ”. 鎌倉経済新聞. かまくら駅前蔵書室. 2019年5月21日閲覧。
  6. ^ a b c d e 極楽寺駅リニューアル工事の完了について”. 江ノ電公式サイト - 総合トップ - 電車. 江ノ島電鉄. 2019年5月21日閲覧。
  7. ^ 駅業務体制の見直しについて”. 江ノ島電鉄 (2022年8月29日). 2022年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月29日閲覧。
  8. ^ 江ノ電グループ会社要覧 2021年版” (PDF). 江ノ島電鉄. p. 45. 2021年4月17日閲覧。
  9. ^ 神奈川県県勢要覧
神奈川県県勢要覧

関連項目

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外部リンク

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