椎名 千里(しいな ちさと、1982年12月28日-)は、千葉県出身の元女子フィギュアスケート選手。修徳高校から淑徳大学に進んだ。

人物

編集

6歳の時に新松戸DLLクラブでフィギュアスケートを始める。ジャネット・リンに憧れていた。1996年に初めて全日本ジュニア選手権に出場、1998年、1999年には同選手権を連覇した。1997-1998年シーズンに創設されたISUジュニアグランプリに参戦。2大会連続で表彰台に上り、JGPファイナルにも出場を果たした。

1999年の第68回全日本選手権ではショートプログラム4位から5種類のトリプルジャンプを決めて逆転優勝した。しかしこのシーズンに行われる2000年世界選手権の代表は2000年四大陸選手権の結果で決定するという突然の日本スケート連盟の方針転換があり、四大陸選手権では14位と結果が残せず世界選手権代表に選出されなかった。2000-2001年シーズン以降はシニアに完全転向し、ISUグランプリシリーズにも出場を果たしたが、ケガもありジュニア時代のような結果は残せなかった。2004-2005年シーズンをもって引退。

2013年11月、イラスト詩集を発表[1]

現在は千葉県にてジュニア向けフィギュアスケートスタジオ「ルッツ」のテクニカルアドバイザーを務めている[2]

主な戦績

編集
大会/年 1997-98 1998-99 1999-00 2000-01 2001-02 2002-03 2003-04 2004-05
四大陸選手権 14
全日本選手権 7 1 14 16 16
GPスケートアメリカ 9
ユニバーシアード 4
世界Jr.選手権 6 11 24
全日本Jr.選手権 棄権 1 1
JGPファイナル 5 7
JGPスケートスロベニア 9
JGPハンガリー 3
JGPメキシコ杯 3
JSウクライナ記念 2
JGPソフィア杯 3

シニア

編集

ジュニア

編集

書籍

編集
  • こころのホットミルク (文芸社、2013年11月) ISBN 4286137880

出典

編集

外部リンク

編集