森本達雄
森本達雄(もりもと たつお、1928年8月16日[1]- 2016年11月6日[2])は、インド学者、名城大学名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 |
1928年8月16日 日本和歌山県 |
死没 | 2016年11月6日 (88歳没) |
出身校 | 同志社大学 |
学問 | |
研究分野 | インド学 |
研究機関 | 名城大学 |
経歴
編集1928年、和歌山県和歌山市生まれ。1951年、同志社大学神学部を卒業。1964年、インド国立ヴィシュヴァ・バーラティ大学准教授をへて、1967年、名城大学教授に就任[3]。1999年、名城大学を定年退職し、名誉教授となった。文芸誌『同時代』同人。
遺作となった訳業を娘の森本素世子が補訂し、2018年刊行される:ガンディー『『ギータ―』書簡』(ISBN 978-4476180138)。森本素世子は東海学園大学名誉教授[4][5]。第三次『同時代』同人[6]。
研究内容・業績
編集著作
編集著書
編集- 『インド独立史』中公新書 1972
- 『人類の知的遺産 64 ガンディー』講談社 1981
- 『ガンディーとタゴール』第三文明社〈レグルス文庫〉1995
- 『ヒンドゥー教-インドの聖と俗』中公新書 2003
- 『ヒンドゥー教の世界』上下巻、NHK出版〈NHK宗教の時間〉2011
- 上巻:その歴史と教え、下巻:ガンディーの生涯と思想
翻訳
編集- K.R.クリパラニー『ガンジー・タゴール・ネール』アポロン社〈アポロン選書〉 1957
- ジャワハルラール・ネルー『忘れえぬ手紙より』全3巻 みすず書房、1961-65
- マハトマ・ガンディ『わたしの非暴力』全2巻 みすず書房、1970-71/2021 新装合本[7]
- 『インドのうた 闘いと瞑想の中から』編訳、法政大学出版局、1976
- クリシュナ・クリパラーニ『タゴールの生涯』全2巻 第三文明社〈レグルス文庫〉1978-79
- クリシュナ・クリパラーニ『ガンディーの生涯』全2巻 第三文明社〈レグルス文庫〉1983
- ラビンドラナート・タゴール『ギタンジャリ』訳註 第三文明社〈レグルス文庫〉1994
- M.K.ガンディー『不可触民解放の悲願』古瀬恒介・森本素世子共訳 明石書店〈インド-解放の思想と文学〉1994
- タゴール『人間の宗教』第三文明社〈レグルス文庫〉1996
- ニロッド・C.チョウドリー『ヒンドゥー教』みすず書房、1996
- ガンディー『非暴力の精神と対話』第三文明社〈レグルス文庫〉2001
- ガンディー『わが非暴力の闘い』第三文明社〈レグルス文庫〉2001
- タゴール『タゴール死生の詩』編訳、人間と歴史社、2002/2011 新版
- モーハンダース・カラムチャンド・ガンディー『ガンディー「知足」の精神』編訳、人間と歴史社、2008
- ガンディー『獄中からの手紙』岩波文庫 2010
- B.R.ナンダ『ガンディー インド独立への道』第三文明社、2011
- 『原典でよむ タゴール』編訳、岩波書店〈岩波現代全書〉、2015
- ガンディー『『ギータ―』書簡』、森本素世子補訂、第三文明社〈第三文明選書 13〉、2018[5]
論文
編集参考
編集- 『タゴール 死生の詩(新版)』ラビンドラナート・タゴール著、森本達雄編訳、人間と歴史社、2011、ISBN 4890071822
脚注・出典
編集- ^ 『現代日本人名録』
- ^ 訃報:森本達雄さん 88歳=名城大名誉教授、近現代インド文学専攻/愛知 毎日新聞 2016年11月8日 - ウェイバックマシン(2020年6月3日アーカイブ分)
- ^ 著者プロフィール(法蔵館)
- ^ 森本 素世子 - researchmap
- ^ a b “『ギータ―』書簡”. 法藏館. 2023年12月3日閲覧。 “故・森本達雄名城大学名誉教授の遺作となった訳業を、父の後を継いで森本素世子東海学園大学教授が補訂。”
- ^ 同人一覧 2016年12月時点.2023年12月4日閲覧。
- ^ 目次・著訳者略歴 みすず書房
外部リンク
編集- 「同時代」公式サイト(第三次2016年までの情報)