森 征一(もり せいいち、1943年 - )は、日本法学者(西洋法制史中世ローマ法学)。慶應義塾大学名誉教授。慶應義塾大学法学部教授、慶應義塾常任理事、常磐大学常磐短期大学学長、学校法人常磐大学理事長を歴任。

来歴

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北海道室蘭市出身。北海道室蘭栄高等学校を経て、1967年慶應義塾大学法学部法律学科卒業、1970年慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了。イタリア政府給費留学生としてローマ大学留学を経て、1976年一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学勝田有恒の指導を受けた[1]

1970年慶應義塾大学法学部助手、1976年慶應義塾大学専任講師、1979年慶應義塾大学助教授。サンパウロ大学国際交流基金派遣講師を経て、1988年慶應義塾大学教授。慶應義塾大学派遣留学生としてロンドン大学留学を経て、2001年慶應義塾大学法学部長・大学院法学研究科委員長、2005年慶應義塾常任理事(総務、法務、塾員(主管)、育林会担当)。指導学生に薮本将典慶應義塾大学准教授などがいる[1]

2010年学校法人常磐大学常任理事、2011年常磐大学常磐短期大学学長、2012年学校法人常磐大学理事長を兼務。2005年まで法文化学会理事長も務めた[1][2]

共編著

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翻訳

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  • 訴訟と民主主義 P.カラマンドレーイ 小島武司共訳 中央大学出版部 1976

脚注

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  1. ^ a b c 森征一教授略歴・主要業績」『法學研究 : 法律・政治・社会』第82巻第1号、慶應義塾大学法学研究会、2009年1月、1039-1045頁、ISSN 0389-0538 
  2. ^ [1]
先代
眞田芳憲
法文化学会理事長
2000年 - 2005年
次代
山内進
先代
栗林忠男
慶應義塾大学法学部長
2001年 - 2005年
次代
小此木政夫
先代
高木勇夫
常磐大学学長
2011年 - 2015年
次代
冨田信穗