森家住宅
奈良県奈良市にある町家
森家住宅(もりけじゅうたく)は、奈良県奈良市南城戸町にある歴史的建造物。町家。奈良市指定文化財。
森家住宅 | |
---|---|
外観 | |
所在地 | 奈良県奈良市南城戸町66-1 |
位置 | 北緯34度40分39.8秒 東経135度49分39.0秒 / 北緯34.677722度 東経135.827500度座標: 北緯34度40分39.8秒 東経135度49分39.0秒 / 北緯34.677722度 東経135.827500度 |
類型 | 町家 |
形式・構造 | 切妻造段違、桟瓦葺、背面屋根一部入母屋造 |
建築年 | 明治20年代頃 |
文化財 | 奈良市指定文化財 |
概要
編集南隣にある細川家の隠居所として建てられたと伝えられ、明治20年代頃の建築と見られる[1]。
2004年(平成16年)3月3日、奈良市指定文化財(建造物)に指定された[2]。
2011年(平成23年)、半解体修理が為され、丸太格子や通り土間が復元されるなど、建築当初の姿が再現されている[1][2]。
構造
編集通り土間を南側に通し、居室は北側に4室並ぶ[2]。通り土間は居室より奥行が短く、屋根が一段低い[2]。
建物正面の丸太格子は奈良の町家に特色的なもので、「奈良格子」とも呼ばれる[2]。
居室の壁は青竹色の色土(いろつち)で仕上げられ、皮付き丸太の床柱、網代(あじろ)天井で茶室風に造られたミセノマなど、数寄屋趣味が随所に見られる[1][2]。
交通アクセス
編集出典
編集参考文献
編集- 奈良市教育委員会 案内板
- “森家住宅”. 奈良市. 2016年7月26日閲覧。