棟居喜九馬
日本の逓信省参事官
棟居 喜九馬(むねすえ きくま、1866年3月25日(慶応2年2月9日) - 1932年(昭和7年)9月2日)は日本の逓信省参事官また、長老派の日本基督教会富士見町教会の長老である。
むねすえ きくま 棟居 喜九馬 | |
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生誕 |
1866年3月25日 日本、周防国徳山 |
死没 |
1932年9月2日(66歳没) 日本 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 第一高等中学校、東京帝国大学 |
職業 | 逓信省参事官 |
親 | 父:棟居義彦、母:房子 |
生涯
編集幼少期・学生時代
編集上京して、第一高等中学校に入学する。入学後に、一番町教会(富士見町教会)に行き、同教会の牧師であった植村正久の説教を聞いて、キリスト教に入信する。1887年(明治20年)7月に植村より洗礼を受けクリスチャンになる。
第一高等中学卒業後、東京帝国大学に入学する。
役人時代
編集1893年(明治26年)に東京帝国大学法科を卒業し、農商務省に務める。その後、熊本県参事官、大阪府参事官、逓信省の通信事務官、書記官などを歴任する。
1903年(明治36年)2月から11月まで、欧米を視察したのち逓信省の参事官になる。東京に再び転任すると、植村の指導により、官吏の職務の傍ら、富士見町教会の長老として教会に仕えることになった。
参考文献
編集- 『日本キリスト教歴史大事典』教文館、1988年。