桜田 佐(さくらだ たすく、1901年4月29日 - 1960年12月20日[1])は、フランス文学者、翻訳家、児童文学作家。

東京生まれ。旧制暁星中学旧制一高を経て、東京帝国大学仏文科卒。法政大学教授

アルフォンス・ドーデの作品などを翻訳、晩年は児童文学を自ら書いた。

著書

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  • 『こどもの朝』(緑地社) 1957
  • 『こどもの旅』(緑地社) 1958
  • 『こどもの道』(朝倉摂絵、緑地社) 1959

翻訳

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  • 『風車小屋だより』(アルフォンス・ドーデー、岩波文庫) 1932
    のち改版 1958
    のち再改版 2021
  • 『女生徒 他八篇』(フラピエ、岩波文庫) 1938
  • 『マルゴ・ミミ・パンソン』(アルフレッド・ド・ミュッセ、岩波文庫) 1939
  • 『月曜物語』(ドーデ、岩波文庫) 1949
    のち改版 1959
  • 『スガンさんの山羊 風車小屋の物語』(ドーデ、羽田書店) 1949
  • 『アルルの女』(十字屋書店、ドーデー選集2) 1949
    のち岩波文庫 1950
    のち改版 1958
  • 『川船物語』(ドーデ、角川文庫) 1953
  • 『持参金』(モーパッサン春陽堂書店、モーパッサン全集9) 1956
  • 家なき子』(エクトル・マロ新潮文庫) 1957
  • 『最後の授業』(ドーデー、偕成社、偕成社文庫)
    のち改版 1993

脚注

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  1. ^ 『「現代物故者事典」総索引(昭和元年〜平成23年) II 学術・文芸・芸術篇』(日外アソシエーツ、2012年)p.489

参考

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関連項目

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